ストレージクラフトが無償提供開始した新機能でバックアップ管理がさらに進化

ストレージクラフトが「ImageManager 7」の新機能を発表



バックアップおよびリカバリーソリューションを提供するストレージクラフト テクノロジーが、同社のバックアップ管理ツール「StorageCraft ImageManager 7」を大幅に機能強化しました。この度、新たに追加された新機能は、ユーザーのニーズに応える形で無償で提供されることになりました。これにより、企業のIT部門はより柔軟かつ効率的にデータ管理を行うことが可能になります。

新機能の概要



新たに加わった機能には、バックアップ・イメージ管理やレプリケーションがスムーズに行える「StorageCraft intelligentFTP」と、緊急時のリカバリーを数分で実現する「StorageCraft HeadStart Restore」が含まれています。これらは、これまでプレミアム機能として有償提供されていたものが、今後は無償の標準機能として利用できるようになり、多くのユーザーに利便性を提供します。

1. StorageCraft intelligentFTP


この機能は、FTPサーバーやWindowsファイルサーバー(SMB/CIFS)にバックアップ・イメージファイルをレプリケートすることができ、保持ポリシーの柔軟な設定も可能となります。これにより、データの安全性が向上し、管理の手間を軽減できます。

2. StorageCraft HeadStart Restore


この機能は、フェールオーバー用仮想マシンに事前にバックアップをステージングすることで、緊急時の迅速なリカバリーを実現します。新たなバックアップは仮想マシンに自動的に更新され、スタンバイボリュームは常に最新の状態が保たれます。

3. アドバンスド・イメージ・ベリフィケーション


バックアップの整合性を確認するため、StorageCraft VirtualBoot™を活用し、設定したスケジュール通りにバックアップを起動して検証します。結果は、メールで通知され、ユーザーは常にデータの状態を把握することができます。

4. 展開可能な管理フォルダー機能


レプリケーションやリカバリーの進行状況を一目で確認できる管理フォルダー機能が強化され、効率的な運用が可能に。さらに、フォルダーのフィルター機能により、ユーザーは必要な情報に迅速にアクセスすることができます。

5. バックアップストア・フォルダーの一括管理機能


1つのバックアップストアフォルダーを設定すれば、その配下にある複数の管理フォルダーにも同じポリシーが自動適用され、作業の手間を大幅に削減します。

ストレージクラフトの意図と今後の展望


ストレージクラフト テクノロジーの製品管理担当ディレクター、マット・アームストン氏は「新機能の追加は、顧客の貴重な意見に基づくもので、動画業務への集中を可能にし、バックアップ管理の作業時間を削減します」とコメントしています。これにより、多くのIT担当者が業務の効率化を実現することが期待されています。

まとめ


ストレージクラフトは、顧客のニーズに応じた機能強化を続けており、より多くの企業がデータ管理を効率化できるようになります。新たに無償提供される「ImageManager 7」の新機能は、多くの企業のバックアップ管理に革命をもたらすことでしょう。バックアップやデータの重要性が増す中、ストレージクラフトの取り組みにはますます注目が集まります。

会社情報

会社名
ストレージクラフト テクノロジー合同会社
住所
東京都港区虎ノ門1-1-23虎ノ門東宝ビル5F
電話番号
03-6206-6285

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