山形県庄内町、デジタル技術で地域課題解決に挑む!全国の企業を募集
山形県庄内町は、町全体をデジタル研究所として活用する革新的な事業「D-Labo(デジタルラボ)」を開始しました。この事業では、全国の企業を対象に、住民や事業者が抱える多様な課題をデジタル技術で解決する取り組みを募集しています。
D-Laboとは?
D-Laboは、庄内町の住民や事業者から寄せられた課題を、デジタル技術を持つ企業に提供し、共同で解決策を模索する取り組みです。町は、課題のヒアリングから企業とのマッチング、そして実証実験までをサポートすることで、地域全体のDX化を促進します。
既に、町は10社の地元事業者からヒアリングを実施し、業務効率化や抱える課題を把握。ホームページでは、具体的な課題を公開しており、随時更新される予定です。
なぜD-Laboが必要なのか?
庄内町では、令和4~5年度にかけて行政手続きのデジタル化を進め、200件以上の申請をオンライン化。会議案内もスマホで配信するなど、デジタル化による行政効率化を推進してきました。
この成功を踏まえ、今度は地元事業者のDX化を支援することで、町全体の生産性向上と地域活性化を目指し、D-Labo事業がスタートしました。
企業にとってのメリット
D-Laboへの参加は、企業にとって多くのメリットがあります。
新規顧客獲得のチャンス: 自社サービスに興味を持つ企業が見つかり、新たな販路開拓に繋がります。
自治体との連携実績: 庄内町との連携実績は、企業の信頼性を高め、今後の事業展開にも役立ちます。
サービスの実証実験: 開発中のシステムやサービスについて、実環境でのテストを行い、改善に役立てることができます。
ただし、実証実験にかかる費用は企業負担となります。
町からのサポート
庄内町は、実証実験の進捗状況確認やスムーズな運営のためのサポート体制を整えています。さらに、地域事業者への補助金案内や、商工会、山形県よろず支援拠点などとの連携による経営サポートも提供します。
参加方法
参加を希望する企業は、庄内町のウェブサイトから、地元事業者の課題一覧を確認し、興味のある課題があれば、メールで問い合わせを行いましょう。問い合わせには、企業名、担当者名、ホームページURL、興味のある課題を記載してください。
スケジュール
企業公募:随時(2024年12月頃まで予定)
説明会・デモ:随時実施
実証実験:随時開始
* 本格導入:2025年頃を目途に決定
まとめ
D-Laboは、デジタル技術を活用して地域課題を解決し、地域活性化を目指す、画期的な取り組みです。全国の企業の積極的な参加が期待されます。豊かな自然と歴史に恵まれた庄内町で、デジタル技術による地域社会への貢献をしませんか?
問い合わせ先
庄内町企画情報課デジタル推進係
電話番号:0234-43-0297
メールアドレス:
[email protected]