SB C&Sがエクイニクスと新たな連携
SB C&S株式会社は、エクイニクス・ジャパン株式会社との間でディストリビューター契約を締結したことを発表しました。この契約により、SB C&Sは2025年2月27日から最新のデータセンターおよびコロケーションサービスを提供開始します。SB C&Sは創業以来、新しいテクノロジーを迅速に全国に届ける役割を担ってきました。今回の提携もその一環となります。
AI時代の到来と必要なインフラ
AI(人工知能)技術の進化に伴い、GPU(グラフィックス処理装置)やCPU(中央処理装置)の高度化が求められ、その結果として消費電力が増加しています。これにより、ITインフラストラクチャーの強化が急務となっているのです。組織が所有するすべてのソフトウエア、ハードウエア、ネットワーク、接続サービスを効果的に運営することが、ますます重要になってきています。
Platform Equinixの利点
エクイニクスが提供する「Platform Equinix」は、企業のデジタルビジネスを迅速に展開し、成長させるための基盤を提供しています。最新のデータセンターは、液体冷却方式に対応しており、特に効率的なL2L(Liquid to Liquid)冷却技術を採用しています。また、直接液体冷却(DLC)を導入することで、熱を効率よく管理し、高い冷却性能を実現しています。この冷却システムにより、データセンターの効率性が向上し、持続可能な運営が可能に。
加えて、国内のデータセンターは再生可能エネルギー100%の達成を目指しており、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)にも貢献しています。エクイニクスが提供する「Equinix Fabric」などのネットワークソリューションを通じて、クラウドサービスへの迅速な接続が実現され、これにより企業は競争力の向上を図れるのです。
ワンストップでのサービス提供
SB C&Sはこの契約により、最新のデータセンターサービスをはじめ、ソフトウエア、ハードウエア、ネットワーク、接続サービスをワンストップで提供できるようになります。特に、生成AIのニーズが高まる中で、企業が求めるインフラの整備を行うことで、業務の効率化や新しいビジネスの創出に貢献できることを目指しています。
SB C&Sの新たな取り組みにより、企業が持つニーズに一貫して応えることが可能となり、デジタルビジネスの成長を支える強力なパートナーシップが形成されました。
まとめ
SB C&Sとエクイニクスの協力は、最新のデータセンターソリューションを提供するだけでなく、今後のAI関連の需要に応える重要なステップとなります。企業が持続可能で効率的なデジタルインフラを構築する手助けをし、変わりゆくビジネス環境において柔軟に対応できる力を与えることでしょう。
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