神楽坂で絞り染めの美しさに触れる企画展
東京都渋谷区に本社を置く株式会社やまとが展開するプロジェクト「YAMATO Lab.」は、2026年4月29日から5月6日まで、東京・神楽坂のアトリエギャラリー「YAMATO Lab. TOKYO」にて、企画展『絞り染め - 千年の記憶括り出される稜線の瞬き - 』を開催します。このイベントでは、古くから受け継がれてきた日本の伝統技法である絞り染めに焦点を当て、その美しさと歴史を紹介します。
絞り染めの魅力
絞り染めは、布を括り、染め、そしてほどくという工程を経て、それぞれユニークな模様を生み出します。この手作業のプロセスから生まれる多様性は、職人の手触りや地域の知恵、長い時間にわたって積み重ねられてきた技術が生きている証です。一つ一つの絞り染めは異なり、その表情にはアートとしての価値があります。
この企画展では、愛知県名古屋市に位置する「有松・鳴海地区」の職人たちの協力のもと、絞り染めの歴史や背景を知ることができます。来場者は、手仕事の喜びを感じながら、自分だけの絞りゆかたを見つける楽しみを味わうことができるでしょう。
受注会の開催
さらに、会期中には特別な受注会も実施され、1階のギャラリーでは4つのブランドが一堂に会する貴重な機会が設けられます。「きものやまと」「KIMONO ARCH」「Y. & SONS」「THE YARD」の各ブランドから、約40点の絞りゆかたや小物が登場し、伝統的なデザインから現代的なアプローチまで多彩なアイテムがそろいます。この受注会では、お好きな反物を選ぶと、お仕立てされたアイテムが6月中旬頃に自宅に届く仕組みです。
さらに、その場でお持ち帰りできるアイテムも用意されているため、気軽に立ち寄ることができます。
絞り染めの歴史
絞り染めは奈良時代から日本で行われており、古代中国からの染色技術が影響を与えてきました。東大寺の正倉院には、当時の絞り染めによる作品が保管されています。そのため、絞り染めは日本文化の重要な一部を成しています。
有松・鳴海地区では、100種以上の括り方が存在し、約70種類の技術が今も受け継がれています。また、1992年には名古屋で国際絞り会議が開催され、絞り染めの文化を未来に繋ぐ国際的な取り組みも進められています。
イベント情報
- - 名称: 『絞り染め - 指先から布へ宿る 千年の手仕事 - 』
- - 会期: 2026年4月29日(水)〜5月6日(水)
- - 時間: 13:00〜19:00
- - 会場: YAMATO Lab. TOKYO 2F ギャラリースペース
- - 住所: 〒162-0817 東京都新宿区赤城元町3-2
また、期間中はテーラー東洋とのコラボやヴィンテージリメイクなど、多様なアイテムも展開されます。詳細はYAMATO Lab.の公式サイトやInstagramでお知らせしています。
YAMATO Lab.について
YAMATO Lab.は、大正6年に設立されたきもの専門店「やまと」の新たな挑戦です。「keisuke kanda」デザイナーをクリエイティブディレクターに迎え、2023年秋からスタート。日本文化を新たな視点で探求し、受け継がれてきた歴史と技術を未来に繋げる活動を行っています。神楽坂での企画展を通じて、絞り染めの魅力を広く伝えることを目指しています。
このイベントを通じて、絞り染めの深い魅力に触れてみませんか。手仕事の温かみと美しさが、皆さまをお待ちしています。