キンドリルとNova IntelligenceがSAP変革を加速する戦略的協業を発表
キンドリルとNova Intelligenceの戦略的協業
2025年8月5日、ニューヨークにて、キンドリルというエンタープライズ・テクノロジー・サービスのリーディングプロバイダーが、SAPのモダナイゼーション向けに、AIソリューションの先駆者であるNova Intelligenceとの戦略的協業を発表しました。この提携により、両社はお客様のAI主導型SAPデジタル変革プロジェクトを加速させることを目指しています。
協業の背景
近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性を認識し、SAPクラウドERP(旧SAP S/4HANA)への移行を急いでいます。キンドリルは、SAPモダナイゼーションとデータ変革のサービスを提供し、Nova Intelligenceの先進的なAI技術を取り入れることで、迅速かつ効率的に企業の変革を支援します。
この協業の下で、キンドリルは、SAPモダナイゼーションに関するNova IntelligenceのエージェンティックAIソリューションを組み合わせ、企業のSAPクラウドERPへのシームレスな移行を実現します。特に、顧客の持つレガシーのカスタムコードをモダナイズし、SAP clean core原則に準拠するアプリケーションへと変換することに重点が置かれています。
AIエージェントの活用
Nova Intelligenceが提供するAIエージェントは、カスタムコードの文書化、分析、またはユニットテストのプロセスを大幅に加速し、効率化をもたらします。これにより、企業はSAP clean coreコンプライアンスの達成に向けたリスクを軽減し、ビジネス継続性を保持することが可能となります。キンドリルでは、これらのAI機能を最大限に活用し、顧客のニーズに即したサービスを提供することが約束されています。
お客様へのメリット
キンドリルのグローバルなアプリケーション、データ&AIのプラクティスリーダーであるマイケル・ブラッドショー氏は、協業によって常にお客様のDXニーズに応えられるサービスを提供できるようになると述べています。この提携により、SAPクラウドERPへの移行がより迅速でコスト効率的に進められ、お客様はSAPの新しいバージョンを活用することでビジネス目標を達成しやすくなります。
Nova Intelligenceの最高経営責任者エマ・チエン氏も、この協業を通じてより多くの企業に対し、コスト効率の良い方法でclean coreの導入支援を強化する意向を示しています。
キンドリルの進化
キンドリルは、2024年7月にRISE with SAPのデリバリーパートナーとして発表され、以来、包括的なSAPサービスを提供し続けています。Nova Intelligenceとの協業を通じて、SAP変革におけるガイダンスの質を高め、より多様なサポートを提供できる体制を整えています。
この戦略的提携は、単なる業務提携を超え、未来の企業の成長に向けた大きなステップとなることでしょう。詳細は、キンドリルの公式サイトにてSAP変革サービスを確認することができます。
会社情報
- 会社名
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キンドリルジャパン株式会社
- 住所
- 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズ森タワー 43階
- 電話番号
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03-6737-0000