ホットリンクのNonagon Capitalが次世代ゲームプラットフォーム「E-Pal/Balance」へ出資
出資の背景
株式会社ホットリンク(証券コード:3680、東京都千代田区)が展開するNonagon Capitalが、注目のゲームプレイヤーをマッチングするプラットフォーム「E-Pal/Balance」への出資を発表しました。この出資により、E-Palのさらなる成長と進化が期待されます。
E-Palの魅力
E-Palは、PCゲームやスマホゲームを共に楽しむ仲間を見つけることができるプラットフォームです。2020年にリリースされて以来、ゲームを始めるユーザーとプレイ仲間をつなげるサービスとして、急成長を遂げています。特にコロナ禍を背景に、420万人以上のユーザーを誇り、45万人以上がゲームフレンドとして登録されています。
このプラットフォームは、友人との新たな出会いを提供するだけでなく、協力し合うことでゲーム内での達成感や成長を体感できる場を提供しています。E-Palが提携する企業は170社を超え、「リーグ・オブ・レジェンド」や「バロラント」を手掛けるRiot Games、Ubisoft、Blizzard Entertainmentなどが名を連ね、多数のタイトルに対応しています。
高成長が見込まれるeスポーツ市場
最近の調査によると、eスポーツ市場は急速に成長しており、2024年から2032年にかけて年平均成長率21.9%を記録する見込みです。この成長は、ひとりではなく複数人で楽しむゲームへとシフトする傾向と相まって、プレイヤー間の協力がより求められる環境を生み出しています。E-Palのようなマッチングプラットフォームは今後ますます重要になるでしょう。
新たな体験を提供するBalance
E-Palは、2024年9月にブロックチェーン技術を活用した新しいゲーム体験「Balance.Fun」を発表する予定です。これにより、ゲームフレンドとファンとの関係を強化し、ゲーム開発者にも利益をもたらす仕組みが構築されます。トークンの導入により、クリエイターはファンとより深いつながりを持つことができ、より持続可能なクリエイターエコノミーが促進されます。
資金調達とノード販売の概要
Balanceは、すでに3回の資金調達を行い、合計3000万ドルを集めています。ノードは、Balanceエコシステムの重要な要素となり、ゲーム報酬の公平な分配などを支援します。これにより、ノード運営者は収益を得る機会が増える見込みです。利用可能な分散型金融アプリケーションも追加され、さらにビジネス機会が広がります。
結論
ホットリンクの出資を受けたE-Pal/Balanceは、ユーザー同士の絆を深め、新たなゲーム体験を提供することで、成長を続けていくでしょう。今後も、ゲームプレイヤーはこのプラットフォームを通じて楽しさを共有し、仲間と共に新たな冒険を楽しむことができるでしょう。