Z世代が子どもを持つことを考える時代
株式会社赤ちゃん本舗が新たに公開した動画は、『Z世代のクリエイターが「子どもを持つ」人生について考えてみた。#Z世代、親世代に会いにいく』というテーマで、急速に変化する子育ての価値観を掘り下げています。2024年10月10日にアカチャンホンポの公式YouTubeチャンネルで公開され、特に10代から20代のZ世代に焦点をあてています。
子育てを取り巻く環境の変化
赤ちゃん本舗は、1932年の創業以来、妊娠や出産、子育てに対する支援を行ってきましたが、最近では少子化や婚姻率の低下、人生の選択肢の多様化が進んでいます。特にZ世代においては、調査によるとその半数が「子どもを持つことについて考えにくい」と感じているようです。この背景を受け、アカチャンホンポはZ世代がどのように「子どもを持つこと」を考えているのか、実際の声を集めることを目的にこの動画を制作しました。
制作の趣旨とインタビューの様子
動画制作の発端は、赤ちゃん本舗の社員である20代の若手従業員の意見でした。自身が「子どもを持つ」ことをなかなか考えられず、他人事のように感じていた彼女の声を基に、制作会社と連携し、Z世代の監督である道本咲希さんを迎えました。道本監督は、同世代に向けて意見をインタビューしながら、ドキュメンタリー形式で子育てに関する視点を探っています。
Z世代の意見と親世代の考え
動画の中では、Z世代から前向きな意見や、持てるかどうかに関する不安感が交錯し、特にお金や仕事との両立など現実的な課題に直面する姿が描かれています。また、親世代からは意外にも独自の「子育て」に関する洞察が出され、世代間の考え方の違いが浮き彫りにされています。
新しい会話のきっかけに
普段、友人や家族と話すことが少ない子どもを持つことに関するディスカッションを、動画を通じて行うきっかけとしてほしいとアカチャンホンポは願っています。この動画は、Z世代だけでなく幅広い世代に共通するテーマであり、視聴者にとっても新たな発見があることでしょう。
道本咲希監督の紹介
道本監督自身も1997年に徳島で生まれ、大阪で育ちました。学校では映像制作を学び、様々な作品を制作し、その中にはフィルムフェスティバルでの受賞歴もあります。また、彼女の初の長編映画『ほなまた明日』は2024年9月から劇場公開される予定です。このように、監督自身もZ世代を代表するクリエイターとして活躍しています。
最後に
子どもを持つことについての考え方は、時代とともに変わってきています。私たち一人一人がその選択をどのように捉え、議論していくのかが大切です。この動画がその第一歩となることを期待しつつ、家族や友人とのコミュニケーションの場として活用してみてはいかがでしょうか。
詳しくは、アカチャンホンポ公式YouTubeチャンネルでぜひご覧下さい。