キャセイパシフィック、特別塗装機「スピリット・オブ・香港」を発表
キャセイパシフィック航空(以下、キャセイ)が創立80周年を迎え、その記念として特別塗装機「スピリット・オブ・香港」を運航開始しました。この特別な塗装機は、香港の文化的シンボルである西九龍文化地区とのコラボレーションのもとで制作されています。3月より運航が始まり、ボーイングB777-300ER型旅客機に施されたデザインは、香港のマルチメディアアーティスト、ビクター・ウォン氏の作品を基にしています。
初のアートテーマの特別機
「スピリット・オブ・香港」は、キャセイの創立80周年を祝う特別塗装機の第3弾であり、これまでにもエアバスA350型機やボーイングB747型貨物機に特別なデザインが施されてきました。今回のデザインは、ボーイングのビジネスクラスで展開されている「Gallery in the Skies」のコンセプトに基づき、最先端の技術を用いて作成された地理データをもとにした風景が特徴的です。キャセイはこの特別塗装機を通じて、香港の文化的要素を世界に発信することを目指しています。
西九龍文化地区との強固なパートナーシップ
キャセイは、2023年から西九龍文化地区の唯一のトラベルパートナーとして、様々なアートイベントや展覧会のお手伝いを行っています。今回の「スピリット・オブ・香港」は、WKCDA(西九龍文化地区管理局)が掲げる「Where Art Comes Alive」というビジョンを象徴しています。キャセイは今年、1,000億香港ドル以上の投資を通じて、より優れた顧客体験を提供し、香港の国際的な航空ハブとしての地位を強化し続けています。
アートを通じたインスピレーションの提供
この特別塗装機に合わせて、キャセイは新たに再解釈した「Song of Cathay」も発表しました。この楽曲は、香港の人気ピアニストで作曲家のパトリック・ルイ氏が手がけ、モダンジャズの要素を取り入れたものです。2026年からフライトで使用される予定であり、旅の始まりを彩ることを目指しています。また、機体には80周年のロゴと西九龍文化地区のロゴが描かれ、まるで「空飛ぶキャンバス」のように、文化やアイデアを未来へとつなげていきます。
旅とアートを融合させた体験
4月15日の「世界芸術の日」に向けて、キャセイはアートを通じた取り組みをさらに深めています。ボーイングB777-300ER型機の最新ビジネスクラス「アリア・スイート」には35点のアートワークが展示されており、旅行者は異なるアート作品に出会う楽しみが増えます。世界各地のキャセイラウンジでも厳選されたアートが展示され、旅行体験を豊かに彩ります。
コメント
西九龍文化地区管理局のバーナード・チャン氏は、「スピリット・オブ・香港」は文化とアートを世界に発信する架け橋と語り、キャセイのロナルド・ラム氏も、80年の歴史を尊ぶべく新しく彩られた特別機を通じて香港の文化的価値を体現していくと述べています。キャセイはこのように、アートや文化の推進を通じて、より豊かな旅行体験を提供し続ける姿勢を明確にしています。
今後もキャセイパシフィックの動向から目が離せません。特別塗装機「スピリット・オブ・香港」の運航が、香港の魅力を再認識させ、世界の人々に新たなインスピレーションをもたらすことを期待しています。