関西学生スタートアップ
2023-05-01 10:00:01
関西の学生に新たなスタートアップの機会を提供するコミュニティ設立
2023年4月20日、関西の学生たちを対象にした新たなスタートアップコミュニティが発足しました。この「共闘Startup Community」は、株式会社京都銀行、栖峰投資ワークス株式会社、そして一般社団法人京都知恵産業創造の森の三者によって設立され、4月22日には第一回のイベントがKOINで開催されました。
このコミュニティは、関西地域に在住または在学の25歳以下の学生を対象に、スタートアップに対する関心を高めるための活動を行っています。参加することで、同世代の仲間とのつながりを深め、スタートアップが身近なキャリア選択肢となるような機会を得ることができます。最終的には、若い世代のネットワークを築き上げ、関係人口を増やすことで、日本全体におけるスタートアップの創出が活性化することを目指しています。
このコミュニティ設立の背景には、これまで三社が学生を支援してきた経験があります。そのなかで、単なる「起業準備のサポート」に留まらず、学生たちとの長期的な関係を築く重要性を認識しました。スタートアップへの興味を持ち続ける限り関わり続ける姿勢が、彼らの将来において重要な役割を果たすと考えています。たとえば、大学3年生のAさんが就職活動を経てスタートアップに再チャレンジしたいと考えた際、彼女の成長を支える仲間がコミュニティ内にいることは大きな励みとなります。
このコミュニティが提供する活動は、主に3つの形式で構成されています。まずは「MEET UP」として、参加者同士で知見や興味をシェアする機会を設けます。次に「GROUP LEARNING」では、スタートアップの基礎知識を学ぶゼミを開催し、最後に「COMMUNITY」として、いつでも情報交換ができる環境を維持します。こうした活動を通じて、参加者が自由にコミュニケーションを取り合える場を提供します。
特に、このコミュニティの意義は、スタートアップを目指す学生同士が互いの経験を学び合えるという点にあります。今の日本ではスタートアップはまだマイノリティとされており、共同の活動を通じて彼らの意欲や挑戦が刺激されることが期待されます。自身が創業することだけでなく、スタートアップでの就職や協業に関心を持つ学生にとって、このコミュニティは貴重な資源となるでしょう。
初回の「MEET UP」では、20名を超える学生が集まり、近隣のスタートアップで活動する関西の学生たちと意見交換を行いました。また、第二回のMEET UPは5月13日に予定されており、参加を希望する学生にはぜひ足を運んでもらいたいイベントとなっています。
今後のイベント情報は、SNSを通じて随時発信されるため、特にPeatixやTwitterをフォローしておくと良いでしょう。学生たちが新しい挑戦をするための舞台は、着々と整えられています。
会社情報
- 会社名
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栖峰投資ワークス株式会社
- 住所
- 京都府京都市下京区鶏鉾町480番地
- 電話番号
-
075-708-7096