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2025年10月30日から11月6日の間、東京都渋谷区にあるシアター・アルファ東京で舞台『人を殺して何が悪い？』が上演されることが発表されました。この作品では、スターダムのトップレスラーである朱里が主演を務めます。彼女は‘モノが違う女’として知られる存在感で、密室サスペンスという新しい挑戦に挑みます。

劇の背景は、朱里の女優としての夢に根ざしています。高校卒業後、エキストラや雑誌モデルとして活動を始めた彼女ですが、運動能力を活かすためにプロレスの道へ進みました。その後、スターダムのスターとして名を馳せる中でも、女優業を諦めたわけではありません。無理をせず、プロレスと女優を両立させたいという想いが強く、今作の舞台がその一環となります。

舞台『人を殺して何が悪い？』は、浦川公仁が手がける作品で、彼は過去にもこの脚本を映像や朗読劇として発表してきました。今回の舞台は、これまで積み重ねた経験を一つの形にした集大成とも言えるでしょう。浦川は、より大きな劇場での表現を目指し、朱里が新たな一歩を踏み出したいと願う気持ちが重なってこの特別な舞台が実現しました。

朱里選手は、肘の手術から復帰し、9月27日の後楽園ホールでの試合を経て、再びリングに立つことができたと報告。試合後、お相手から舞台のことを指摘された際には、強い決意を持って「本気でやってきたことは成果となった」と語り、プロレスと女優業の両立に対する覚悟を示しました。

本作のあらすじでは、登場人物たちが拘束され、非合法なアダルトビデオ制作を行う企業のメンバーとしての裏の顔が描かれています。そこに友人を殺された者が現れ、彼らがその罪を認めることで解放されるという設定が緊迫感を生み出しています。

この舞台では、より多くの観客にこの作品を体験してもらいたいという思いが込められています。朱里選手が舞台にかける情熱は格別で、彼女の存在感と新たな挑戦に注目が集まります。

公演は、10月30日から11月6日まで、詳細はチケットサイト『カンフェティ』で購入可能です。S席は8,000円、A席は6,000円で、特典としてカンフェティでは1,000円割引のチケットも用意されています。朱里が演じる、緊迫したサスペンス劇がどのような形で展開されるのか、期待が高まります。

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