ごみをアートに変えるプロジェクト「神秘の森」が始動！

ごみをアートに変えるプロジェクト「神秘の森」

2026年2月、東京駅前の公共施設で新たなアートプロジェクトが幕を開けます。それがACTA+による「神秘の森」です。このチャンピオンプロジェクトは、廃棄物を活用したアート表現を通じて、持続可能な社会をアピールするためのものです。この企画は、一般の人々にも参加できる文化的なイベントとして位置づけられています。

クラウドファンディングのスタート

ACTA+（アクタプラス）は、東京ミッドタウン八重洲の1F「ガレリア」において、クラウドファンディングを通じて「神秘の森」プロジェクトの実現を目指しています。支援の受付は2025年12月16日から始まり、目標金額は100万円です。開始18時間で半分の資金を集めるなど、大きな注目を集めています。これは、サステナブルな文化を育てるための重要なステップです。

ACTA+の活動背景

ACTA+の活動初期からの目標は、廃棄物を使ったアートを通じて、環境意識の醸成を促進し、サステナビリティをテーマにした新たな文化を作り出すことです。2021年には国内外から120名以上のアーティストが参加した「COIL Upcycle Art Contest」を開催。2024年、東京日本橋で三井不動産の協賛のもとに「ACTA+ ART AWARD」を開催するなど、年々その活動は拡大しています。

人々の環境に対する意識が高まる一方で、ACTA+は「魅力的なサステナビリティ」の実現に努めています。環境への配慮が憧れの対象となることを目指し、視覚的な体験を提供することが重要だと考えるのです。

「神秘の森」の内容

「神秘の森」は廃棄物アートが通行する人々の目に触れ、サステナブルな世界観を体験できる機会を提供するイベントです。子どもから大人までが参加できる体験型のアートイベントとして、2026年2月21日から3月5日まで開催されます。来場者には、アートを楽しむだけではなく、環境問題について考えるきっかけも提供されます。

ACTA+の創業者と理念

ACTA+のルーツは、山口県で60年にわたって廃棄物処理を行ってきた業界の経験にあります。共同創業者の橋本季和子と吉本龍太郎は、祖父母の行ってきた仕事を引き継ぎ、廃棄物処理業を社会的に認められるものへと押し上げています。このようにして、3代目の彼らが新しい文化の担い手としての役割を果たすことを目指しています。

ACTA+の活動は、廃棄物を通じて新たな価値を見出し、社会に持続可能性を魅力的に感じさせることで、未来の文化を形作ることです。