アニメアート販売
2018-04-04 15:42:39
ブロックチェーン技術を活用した新アニメアート販売がスタート
世界初のアニメ・クリプト・アート販売が始まる
2018年4月4日、東京とシンガポールを結ぶ革新的なプロジェクトが発表されました。日本のアニメを基にした新たなデジタルアート「クリプト・アニメ」が、ブロックチェーン技術を駆使して初めて販売されることになりました。このプロジェクトは、特に注目されるアニメ作品「ずんだホライずん」と、そのキャラクター「東北ずん子」に焦点を当てています。
この取り組みは、「ずんだワールドパートナーズ」という新たなパートナーシップを通じて実現され、デジタルアートの市場に新風を吹き込むことを目的としています。顧客はイーサリアムを用いて、さまざまなアート作品を直接購入することができ、それによりアートの希少性や価値を享受できます。また、収益の一部は東北地方の復興支援に寄付されることが決まっています。
デジタルアートとブロックチェーン
「クリプト・アート」は、ブロックチェーン上に記録されたデジタルアート作品を指します。この作品にはアーティストやクリエーターからの正式な証明書が付与されるため、所有者は自身がその作品の持ち主であることを証明できます。そして、このシステムはデジタル商品が物理的な商品と同様に売買可能であることを実現します。
さらに、このプロジェクトを運営する「ブロックパンク・スタジオ」では、作品を購入したファンの名前が公式ウェブサイトに掲載されるオプションも用意されており、購入者は正式な所有者として認識されます。今後、アートに対する新たな投資の形も創出されることでしょう。
アニメ「ずんだホライずん」について
このアニメは、文化庁のプロジェクト「あにめたまご2017」にて制作された、30分の商業ミュージカルアニメです。独自の技術を用いた音楽と映像は、観客に新しいエンターテインメント体験を提供します。また、「ずんだホライずん」の企画は、2011年の東日本大震災をきっかけに東北地域を活性化しようという思いから始まりました。
プロデューサーの竹内宏彰氏は、このプロジェクトがどれほど意義深いものであるかを強調し、ブロックチェーンとの親和性の高さを称賛しました。彼は、新たな視聴者へのアプローチと地域活性化の両立を目指していると述べています。
アニメと技術の融合
この新たなデジタルアート市場の立ち上げにあたり、クリエイターたちはアニメとブロックチェーン技術の可能性を探ります。既存のマーチャンダイズ業界における複雑な流通と販売のプロセスを排除し、よりシンプルでスピーディな参入が可能になるでしょう。
CEOのジュリアン・ライハン氏は、アニメや映画業界に分散型技術がもたらすメリットに期待を寄せており、特に「ずんだホライずん」や「東北ずん子」のキャラクターアートが、多くのファンに支持されることを願っています。
コンテンツと経済の新しい未来
「東北ずん子」プロジェクトは、アニメを通じて地域経済を活性化することを目的としています。「クリプト・アニメ」の販売により、世界中のファンがこのプロジェクトに参加することができ、地域の復興を助けることが期待されています。
このように、アニメとブロックチェーンの融合は、従来のエンターテイメント業界に新たな需要を生み出し、今後のアニメ文化に大きな影響を与えるでしょう。アニメファンや投資家にとって、デジタルアートの新時代はすぐそこにやってきています。
会社情報
- 会社名
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パンクメディア株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷1-17-1TOC第2ビル3F
- 電話番号
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090-4838-7878