IBMのHashiCorp買収が切り開くクラウドセキュリティの新たな道
2025年6月18日(水)に再放送されるウェビナーでは、IBMがHashiCorpを買収したことの意義や、クラウド時代における認証情報の管理リスクについて深く掘り下げます。このセミナーは、多くの要望に応えて再度開催されることとなり、企業のクラウドセキュリティへの関心が高まっている証左でもあります。
IBMのHashiCorp買収の背景
2025年2月、IBMはHashiCorpを買収したことを発表しました。HashiCorpは特にインフラの自動化やシークレット管理において、高度な技術を持っており、その能力はクラウドインフラの運用において大きな転換点をもたらすと考えられています。この大型買収は、IBMがどのようにクラウド運用を進化させていくのか、企業がどのようにその恩恵を受けることができるのかを示す重要なステップと言えるでしょう。
認証情報の管理リスク
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進行する中、多くの企業は業務システムや開発基盤のクラウド化を急速に進めています。しかし、APIキーやパスワード、証明書などの認証情報の管理は未だ十分に追いついていないのが現状です。その結果、企業は様々な場所で情報が漏洩するリスクにさらされています。このような状況では、セキュリティ対策が不十分なまま運用を続けている企業が多数存在しています。
埋もれた認証情報による漏洩リスク
クラウド活用が進む中、設定ファイルやコード内に埋もれた認証情報は見過ごされがちな重大なリスクとなっています。これらの“見えないシークレット”が外部に漏れ出すと、企業の信用に関わる深刻なインシデントに繋がる可能性があります。従来の手法では、認証情報の発見や把握が難しいため、効果的な対策を講じることが困難な状況です。
ウェビナーの内容
ウェビナーでは、IBMによるHashiCorp買収が企業のクラウドセキュリティ戦略にどのように影響を与えるのか、その背景や意図を詳細に解説します。また、HashiCorp製品のVault Radarを取り上げ、日常の運用で見落とされがちな認証情報をどのように可視化し、リスクに備えるかについて具体的な手法やその導入ポイントを紹介します。
主催と協力
このセミナーは、株式会社ラックが主催し、日本アイ・ビー・エム株式会社や株式会社オープンソース活用研究所、マジセミ株式会社が協力しています。
マジセミは、今後も参加者にとって有益なウェビナーを開催していく予定です。過去のセミナー資料やその他の募集中のセミナーについては、マジセミの公式サイトで確認できます。
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