LIXIL住宅研究所が消費者志向自主宣言を策定、住まいの安心を追求

LIXIL住宅研究所が策定した消費者志向自主宣言

株式会社LIXIL住宅研究所は、近年の消費者志向経営の重要性を認識し、社会のニーズに応えるべく「消費者志向自主宣言」を発表しました。この宣言は、同社が提供する製品やサービスに対する基本的な姿勢を示すものであり、より豊かで安全な住まい作りへの取り組みが含まれています。

消費者志向経営の背景

消費者庁が推進する「消費者志向経営」は、企業が消費者の視点に立ち、ニーズや期待に応える経営を目指すものです。LIXIL住宅研究所は、これに賛同し、家庭内での事故を減少させることや、快適な住まいを提供することを重要な課題として掲げています。

自主宣言の具体的な取り組み

1. キッズデザインによる事故削減

同社は、特に子どもや高齢者が安心して過ごせる住まい作りに注力しています。家庭内での不慮の事故を減少させるため、「キッズデザイン」のコンセプトを基に、安全かつ安心して使用できる製品を開発・普及していく方針です。住まいは家族がくつろぐ大切な場所であり、危険を取り除く取り組みは何よりも重要です。

2. 家族の安全を守る住まい

LIXIL住宅研究所は、普段の健康維持や災害時の安全確保にも力を入れています。持続可能な住まいの提供を目指し、様々な取り組みを行っており、住み手が安心して暮らせる環境作りを推進しています。

3. 高断熱・高気密住宅

また、外部の気温に左右されず、室内の温度を安定的に保つため、高気密・高断熱の住宅を提供します。これにより、住まい手の健康にも配慮し、快適な生活空間の実現に寄与します。

未来に向けたビジョン

LIXIL住宅研究所は、1984年に住宅フランチャイズチェーン事業をスタートし、2024年には40周年を迎えます。時代のニーズに対応しながら、生活者の視点を重視した製品やサービスを提供し続けることで、さらに社会からの信頼を得ていくことを目指しています。

今後も「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」を掲げるLIXIL住宅研究所。彼らの理念は、単なる住まい作りにとどまらず、地域社会や環境にも配慮した持続可能な未来を見据えています。