京提灯の魅力
2025-09-22 08:48:22

冨永愛が挑む!京提灯作りの魅力と難しさを体感

冨永愛が京提灯の工房を訪れ挑戦



毎週水曜日の夜10時に放送されるBS日テレの番組『冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~』の中で、冨永愛が京都の伝統工芸である京提灯の製作現場を訪れました。これまでの放送でも多くの日本文化を取り上げてきましたが、京提灯に焦点を当てた今回は、特にその製作過程の難しさと魅力が強調されました。

京提灯の歴史と独自の製作技法



冨永愛が訪れたのは、京都市に位置する老舗の「小嶋商店」。創業は江戸時代の寛政年間であり、長い歴史を持っているこの店舗は、日本最古の劇場である南座の提灯も製作しています。202年以上の伝統を受け継ぎながら、今もなお京都の街を独特の光で彩り、多くの海外のクライアントからも発注を受けています。

京提灯の製作には主に「巻骨式」と「地張り式」の2つの技法があります。巻骨式は竹ひごを螺旋状に巻くもので、岐阜提灯等で使われることが多いですが、京提灯は特に耐久性の高い地張り式で作られています。この技法は、細く分けた竹を型に沿わせ、平行に組むことで作られます。手作業によるこの製作過程は非常に手間がかかるため、現在では京都市内でもこの技法を用いる工房は数軒に限られています。

職人技を直に体験



小嶋商店では、九代目の小嶋護さんとその次男、諒さんが、今もなお地張り式の提灯の製作に携わっています。この番組では、実際に提灯を作る様子を見せてもらうことができました。まずは、『糸釣り』という工程で骨と骨を糸で繋いでいく作業に挑戦。冨永愛はこの難しい工程に挑戦しましたが、糸を常に緊張させる必要があるため、かなりの苦戦を強いられました。

「やばい、やばい!これ一回緩んできちゃうと全部緩んできますね」と冨永愛は言いましたが、諒さんは「それぐらいミスしてくれる方が、こっちとしてはありがたい」と笑って答えます。そして、『紙張り』という工程に進み、和紙を竹骨に張る作業では、さらに驚きの反応が。冨永愛は、「メチャクチャ難しいです。全然出来ない!」と苦戦しながらも、職人の技の素晴らしさを実感していました。

デザインと新たな挑戦



さらに、文字入れや絵付けを行う『字入れ』『塗り』の工程も、九代目の護さんが担当しています。凹凸のある表面に絵や文字を入れるためには、非常に熟練した技術が必要で、護さん以外は難しいとのことです。冨永もこの作業に挑戦し、「凸凹しているので真っすぐ塗れないのが本当に難しかった」と述べました。

時代の流れとともに提灯の需要が減少する中、小嶋商店は新たな商品開発にも取り組んでいます。例えば、気軽に提灯を作ることができる「ちび丸」キットの販売を始めました。これにより、自分だけのオリジナルミニ提灯を楽しむことができる商品が誕生しました。

また、昨年の能登半島地震で受けた被害を乗り越えた工芸技術者たちへの支援メッセージも紹介され、視聴者の心を温かくしたエピソードが刻まれました。

『冨永愛の伝統to未来 京提灯編』は、9月24日(水)夜10時からBS日テレで放送されます。番組公式SNSでは、冨永愛のオフショットも配信中ですので、ぜひチェックしてみてください。今後も日本の伝統文化とそれを支える職人たちの姿をお楽しみに。


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会社情報

会社名
株式会社BS日本
住所
東京都港区東新橋1−6−1日テレタワー23階
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