現役レコードバイヤーの情熱が詰まった漫画『レコードジャンキー富和』が発売

現役レコードバイヤーが描くレコードの魅力

2023年8月9日、漫画『レコードジャンキー富和』が待望の単行本として発売されました。この作品は、現役のレコードバイヤーでありながら漫画家としても活動する山中明氏が、自らの体験を基に描いたレコード文化の魅力を紹介する作品です。レコードをこよなく愛する方々や、これから音楽の世界に足を踏み入れる初心者にもアピールする一冊となっています。

この作品は、ウェブ連載からスタートし、最初は絵柄やストーリーに不慣れな部分もありましたが、約3年半の努力の結果、完成に至りました。山中氏は、この作品を通じて「レコードの楽しさ」を強く伝えたいと考えており、自身の経験を豊かに詰め込んでいます。

注目の巻末特典

『レコードジャンキー富和』は、ただの漫画ではありません。各章に設けられたRECORD MEMOというコーナーでは、レコードに関するティピカルな知識や、バイヤーとしての視点からの面白い情報が豊富に紹介されています。各話は、例えば「テスト・プレスの価値」や「レコードのジャケットの重要性」など、レコードの深い世界を紐解く内容になっています。

出版記念イベントについて

さらに、8月12日には出版記念イベントがディスクユニオンROCK in TOKYOで行われます。このイベントでは、著者によるトークショーやサイン会が予定されており、レコード愛好家だけでなく初心者にとっても貴重な体験となるでしょう。実際に漫画で取り上げられた「肋骨レコード」の実物も披露され、その魅力を体感できる機会となっています。

著者紹介：山中明

山中明氏は1979年に神奈川県で生まれ、2003年から株式会社ディスクユニオンでレコードバイヤーとしてのキャリアを積んできました。また、様々なメディアにてレコード文化や音楽に関するコラムを執筆しており、その幅広い知識と情熱が本作にも色濃く反映されています。これまでにも複数の著作を手掛けており、漫画を通じてレコードの楽しさを広めることに力を注いでいます。

まとめ

私たちが日常の中で触れることの少ないレコード文化の深さや楽しさを、山中氏の視点から楽しむことができる『レコードジャンキー富和』。レコード好き、音楽好きはもちろん、この機会に漫画を通じて新たな音楽の世界へ飛び込んでみてはいかがでしょうか。手に取って読むことで、あなたのレコードの楽しみがさらに広がること間違いなしです。