若者の未来を考える職場見学会
2024年7月18日、ホテルグランヴィア大阪が主催する職場見学会が開催されました。このイベントはNPO法人FAIRROADが支援する中高生を対象にし、キャリアを模索する若者たちに向けて、職業の魅力や必要な技術を体験する貴重な機会を提供します。本イベントは大阪西ロータリークラブの主催で、参加者は若手パティシエの講演から実演へと進み、さまざまな職業に触れることができました。
若手パティシエ2名が司会を務め、彼らの職務について詳しく紹介しました。日常業務の説明に加え、パティシエを志すようになった経緯や、実際の業務でのやりがい、また苦労についても率直に語っていただきました。参加した学生たちは質問を交えながら、その話を熱心に聴いていました。
特に、実演パートでは、生クリームをクネルという技法で成形する様子が紹介され、実際に体験する機会も設けられました。クネルとは、温めたスプーンで生クリームをすくい、成形する技術で、初めて触れる学生たちはその難しさに驚きながらも、多くの学びを得たようです。この体験を通じて、パティシエという職業に対する理解が深まり、将来の職業選択への刺激となったことでしょう。
開催場所は大阪ガスハグミュージアムで、プログラムは第1部の京セラドーム見学から始まり、インフォメーションスタッフによる職業紹介も行われました。その後、ホテルグランヴィア大阪の若手パティシエによる講演と実演が続き、最後には大阪ガスクッキングスクールでの料理講習会も実施されました。
この取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)の達成にもつながると考えられています。特に、SDGsの目標8(産業と技術革新の基盤をつくる)や目標17(パートナーシップで目標を達成しよう)に寄与しており、地域社会への貢献が期待されています。ホテルグランヴィア大阪では、今後もこのような活動を通じて、地域とのつながりを大切にし、若者の未来を考える場を提供していく方針です。
また、同ホテルはJR大阪駅に直結しており、アクセスの便利さから観光客だけでなくビジネス客にも好評です。高品質な客室やレストランもあり、様々なニーズに応えるホスピタリティも魅力となっています。このように、地域とともに成長していく姿勢が、多くの人々に安心感を与えているのかもしれません。今後も様々な取り組みが予定されており、地域貢献の一環としての新しい提案が期待されるところです。