昭和女子大学とカルビーが共同開発した懐かしい味のポテトチップスが登場

昭和女子大学とカルビーの共同開発ポテトチップス

カルビー株式会社が、昭和女子大学の学生たちと共に開発した新商品『ポテトチップスとりしお味』が、2024年8月12日より全国で販売されます。この商品は、中華スープの味覚にインスパイアされたもので、懐かしさと心温まるおいしさを提供することを目指しています。

開発の背景

カルビーは常に新しい視点を持った商品開発に取り組んでおり、2022年4月にスタートした「アイデアをカタチにプロジェクト」がその一環です。このプロジェクトでは、学生たちの視点を取り入れた商品制作を行っており、昭和女子大学とのコラボレーションはその成功例の一つです。第一弾として2023年3月に発売された「シンポテト噂のハニーチキン味」は大変好評を博しました。

その第二弾として登場するのが『ポテトチップスとりしお味』です。この商品は、昭和女子大学から集まった12名の学生がプロジェクトに参加し、月一回のワークショップを通じて味付けやネーミング、パッケージデザインなどを議論し、共同制作を行いました。

ターゲットとコンセプト

この新ポテトチップスは30－40代の女性をターゲットにしており、コンセプトとして「家族団らん」を掲げています。フレーバーには、子どもの頃の親の手料理を思い出させる鶏ガラスープの味を採用し、「とりしお味」と名付けられました。このネーミングは、鶏がらスープと「しお味」を組み合わせたもので、一般的なポテトチップスとは一線を画すアイディアです。

共同作業の成果

学生たちとの共同開発では、試食を重ねて隠し味の配合比率や味付けの濃さなどを調整し、「ほっとする、懐かしい味」という理想の味に仕上げました。また、パッケージデザインも学生によって提案され、クリーム色の背景で家庭的な印象を与えるデザインになっています。裏面には、この製品が昭和女子大学とのコラボ商品であることが記載されています。

学生たちの思い

開発に参加した学生からは、「お客様がこの商品を食べたときにどんな気持ちになるかを考えました」とのコメントが寄せられています。また、「とりしお味」が持つ温かみを伝えるため、器の色やれんげで垂らすスープの写真にもこだわりを感じさせるデザインに仕上げました。普段の家庭での食事や映画のお供として、多様なシーンで楽しんでほしいとの願いが込められています。