AIで製造業に革新
2019-10-03 11:02:01

アラヤと住友商事マシネックス、AI技術の導入を通じ製造業の課題解決に取り組む資本業務提携

アラヤと住友商事マシネックスが資本業務提携



株式会社アラヤは、住友商事マシネックスと資本業務提携契約を締結し、製造業におけるAI(人工知能)の導入を通じて課題解決に臨むことを発表しました。この提携は、両社がこれまで展開してきた共同活動をさらに強化するものであり、製造業を中心とした新たなソリューションやプロダクトの開発が期待されます。

製造業におけるAIの重要性



近年、製造現場では人手不足や労働環境の改善が喫緊の課題となっています。また、ビジネスの加速に向けた既存事業の高度化や新規事業開発へのニーズも高まっています。こうした状況を背景に、AIの導入が進んでおり、2030年にはその市場が約87兆円に達すると予測されています。

アラヤの最先端AI技術



アラヤは特に画像認識におけるディープラーニング技術に強みを持ち、数々の製造業向けの受託開発を行ってきました。この実績は、幅広い課題への応用が可能であり、製造現場における効率化と精度向上に寄与することが期待されます。さらに、独自のAI圧縮技術を持つ「エッジAI」領域の技術も、産業ロボットの動作をより高速にするための鍵となります。

加えて、「自律AI」の研究開発も進行中であり、ドローンやロボットが自律的に動作することで、危険な場所での点検作業が可能になるなど、今後の展開が非常に楽しみです。

住友商事マシネックスの強み



住友商事マシネックスは、製造業や建設業において1500社以上の取引先に豊富な設備やソリューションを提供してきました。この豊かな経験から、深い知識とノウハウを蓄積しており、製造現場や設備に関する課題に対応する力を持っています。

提携の意義



住友商事マシネックスの代表取締役社長、佐橋氏は、今回の提携が両社の強みを活かし、取引先に新たな価値を提供できることを確信していると述べています。また、アラヤの先進的な技術と住友商事グループのネットワークを活かして、産業インフラの高度化と安定化に貢献する意向も示しています。

共同出展の機会



アラヤと住友商事マシネックスは、2019年10月9日から11日にかけて東京ビッグサイトで開催される「日経 xTECH EXPO『デジタルものづくり2019』」に共同出展する予定です。ブースでは、「次世代AIを『ものづくり』の現場に!」をテーマに、新しいAIソリューションの提案や、最新の技術についてのセミナー、さらには自律飛行ドローンのデモなども行われる予定です。

この両社による提携は、今後の製造業界におけるAI活用の進展を加速させる重要なステップとなることでしょう。産業界の変革に向けた新たな価値創造の取り組みに注目です。

株式会社アラヤの公式ウェブサイトや住友商事マシネックスのサイトからも、さらに詳しい情報を得ることができます。

会社情報

会社名
株式会社アラヤ
住所
東京都千代田区神田佐久間町1-11 産報佐久間ビル6F
電話番号
03-6426-5144

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