ポート株式会社が「ソクコム」を導入し就活支援強化へ!
ポート株式会社は、Foonz株式会社が提供するオムニチャネル型コミュニケーションプラットフォーム「ソクコム」を導入したことを発表しました。この導入は、特に就活生とのカウンセリングを最大化することを目的としており、大きな業務効果を期待されています。
1. 導入の背景
ポートは、就職支援に関する複数のメディアやエージェントサービスを展開しており、新卒・若手人材のキャリア支援を包括的に行っています。特に「就活会議」「キャリアパーク!」「みん就」などのサービスは、業界で高いシェアを誇り、新卒紹介領域においてNo.1を目指しています。
同社では、カウンセリング設定業務が事業成長の重要な役割を果たしていると認識しており、特に面談数の最大化がKPIの一つとして掲げられています。しかし、従来の電話業務では通電率が低く、業務フローが属人化していることで課題が生じていました。そこで、テクノロジーを活用した業務の自動化を進めるために「ソクコム」の導入が決定されたのです。
2. 導入前の課題
「ソクコム」を導入する前、ポートは以下のような課題を抱えていました。
- - マンパワーに頼る運用の限界: 一人の就活生に連絡するためには多くの発信が必要で、オペレーターの時間が「つながらない電話」に費やされていた。
- - UIの煩雑さ: 以前に使用していたツールは操作が難しく、リスト管理に多くの時間を取られていた。
- - 限られた人材リソース: 採用や育成にかかるコストと時間が膨大であり、短期間での効率的な面談数増加は困難だった。
3. 導入効果・成果
「ソクコム」の導入によって、以下のような効果が見られました。
- - 通電数が約2倍に増加: IVR(自動音声発信)による自動化により、手動発信の工数を大幅に削減。その結果、就活生との接触が2倍に増加しました。
- - 業務品質の向上: 直感的なUIにより、リストの投入や設定が簡単になり、業務の安定性とスピードが向上しました。
- - オペレーターの役割の変化: 自動化により、オペレーターは待機時間から解放され、より多くの時間を就活生とのコミュニケーションに充当できるようになりました。これにより、質の高いコミュニケーションが実現されました。
4. ソクコムの詳細
「ソクコム」は、オムニチャネル型コミュニケーションプラットフォームで、電話、メール、IVR、SMSなどのチャネルを一元管理できます。AIによる自動応答や、問い合わせへの迅速な反応が可能で、顧客との接続機会を最大化します。また、催促やリマインド、アンケート調査など、さまざまなシーンでの活用が期待されています。
5. まとめ
ポート株式会社が「ソクコム」を導入したことで、就活生とのコミュニケーションが効率よく行えるようになり、業務の質が向上しました。今後は新卒採用だけでなく、中途領域への展開も計画しているとのこと。テクノロジーを駆使し、より質の高いキャリア支援を目指すポートの取り組みから目が離せません。