インフォアとArasのPLM
2014-09-18 10:00:03
インフォア、革新的なPLMソリューションをArasと協力して提供開始
インフォアとArasが手を組み、新たなPLMソリューションをスタート
2014年9月17日、アメリカ・ニューオーリンズで、プロダクト・ライフサイクル・マネジメント(PLM)ソフトウェアの大手企業、Arasが発表したのは、業務アプリケーションソフトウェアのプロバイダーであるインフォアが同社のPLMプラットフォームとソリューションスイートにOEMライセンスを取得したというニュースです。これにより、インフォアの製品は「Infor PLM Innovator – powered by Aras」として市場に登場します。
この新しいソリューションは、製品ライフサイクルの全ての段階を統合し、企業の設計や製造から、購買、品質管理、サプライチェーンに至るまで幅広い業務を一つのプラットフォーム上でシームレスに管理することを目指しています。特に、グローバル企業にとって、製品の実現を加速するための新たな手法を提供することになります。
Aras CEOのコメント
Aras社のCEOであるピーター・シュロエル氏は、この取り組みの重要性を強調しています。「この関係は、柔軟性に優れたPLMを提供することでインフォアが迅速に市場に投入できるようになり、私たちのテクノロジーをより多くのお客様に届けることが可能になります」と述べています。この協力により、ユーザーはよりシームレスな統合の利益を享受できるでしょう。
Infor PLM Innovatorの特長
先進性
このソリューションは、オープンアーキテクチャに基づいた最新のウェブフレームワークを採用しており、企業の全体にわたってエンド・ツー・エンドでの製品ライフサイクル管理を実現します。
柔軟性
Arasのプラットフォーム技術により、リアルタイムでの俊敏性を持ち、企業の固有の要件に応じてカスタマイズ可能な業界のベストプラクティスを適用できます。ドラッグ&ドロップ操作で、容易にカスタマイズが行える点も大きな魅力です。
拡張性
数千のユーザーや複雑なCADデータの管理にも対応可能で、拡大するビジネスニーズに応じてスケールアップおよびスケールアウトができます。そして、このシステムはサプライチェーン全体での情報共有を促進します。
安全性
企業やそのサプライヤー、顧客との情報共有を安全に行うために、ロールベースのアクセス許可、認証、およびアクセス制御機能が装備されています。これにより、企業が大切にする知的財産を保護することが可能になります。
ArasのOEMライセンスプログラムについて
ArasのOEMライセンスプログラムは、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)などがArasの優れた機能を利用し、その技術を独自の製品としてライセンスし、リブランドすることを可能にしています。このプログラムは、企業の製品ラインの拡張や、競争力の向上を狙うプロバイダーにとって、非常に魅力的な選択肢です。
Arasに関する背景
Arasは、複雑な製品およびプロセス構造に特化したPLMソフトウェアのプロバイダーであり、セキュアで拡張性の高いプラットフォームを提供しています。世界的には、GEや日立、ホンダなどの大手企業もArasのサービスを利用しています。
詳しい情報はArasの公式ウェブサイトやTwitterで確認できます。
会社情報
- 会社名
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アラスジャパン合同会社
- 住所
- 東京都千代田区有楽町1-1-2東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー30階
- 電話番号
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03-5797-7920