Barbourの新プロジェクト『WAX FOR LIFE』がスタート
英国の老舗ブランドBarbourが、サステナブルを重視した新たな取り組み『Barbour. WAX FOR LIFE』を2021年9月1日より展開する。このプロジェクトは、同ブランドが誕生した地、イングランド北東部のサウスシールズで始まったことが背景にある。
Barbourの歴史とRE-WAX
Barbourは1894年に創業され、1921年に発行されたブランドカタログでは、ワックスドジャケットの撥水性を復活させる施策「RE-WAX」が紹介された。この施策は、長年着用されたジャケットにワックスを施すことで、その防水性を回復させる取り組みで、利用者にとって頼れる相棒のような存在となることを目指してきた。100年後の今、この精神を受け継いだサステナブルなプロジェクトが始まる。
『WAX FOR LIFE』の概要
『WAX FOR LIFE』では、3つのコンテンツが用意されている。まず一つ目は「RE-WAX」。こちらは、愛用されているワックスドジャケットに再度ワックスを施し、防水性を復活させ、経年変化を楽しむファンにはたまらない体験を提供する。実施店舗では、Barbourの専門スタッフがワックスの施し方を実演し、その過程を間近で観察できる。
次に「RE-LOVED」。長年使用したワックスドジャケットを回収し、そのお礼として使用できるバウチャーをお渡しする。このプロジェクトでは、集められた古着を修繕・リメイクし、新たな価値を持った一点モノの商品として販売。従来では廃棄されがちなジャケットに新しい命が吹き込まれる。
最後は「My Barbour」。新しく購入したワックスドジャケットに、無料で刺繍を施すというサービス。お客様の名前やイニシャルを選び刺繍することで、オリジナリティのある一着を提供し、愛着を持って着用してもらうことを狙っている。
モノを大切にする伝統
Barbourは100年以上にわたり、モノを大切にする精神を貫いてきた。今回のプロジェクトも、単なる商品販売にとどまらず、持続可能な未来の実現に寄与する取り組み。すべてのコンテンツは全国の主要店舗で実施予定だが、詳細は公式サイトで確認できる。
店舗情報と参加方法
各店舗によって実施する内容が異なり、例えば、バブアー銀座店では、「RE-WAX」、「RE-LOVED」、「My Barbour」のすべてのコンテンツを実施する。このプロジェクトの詳細については、Barbourの特設サイトで確認できる。愛用のジャケットを手に入れた方々は、ぜひこの機会に訪れてみてほしい。プロジェクト設立に向けた取り組みは、Brandとしての価値を再認識させ、モノと社会との架け橋となることを目指す。
今後もBarbourは、サステナブルな未来を実現するために、古き良き伝統と新たな挑戦を織り交ぜていく。
【プロジェクト特設サイト】
https://www.japan.barbour.com/wax-for-life
【ブランド公式サイト】
www.japan.barbour.com