TOPPANエッジ、新型キャッシュレス端末をアミューズメントエキスポ2025に出展

TOPPANエッジ、アミューズメントエキスポ2025に出展

TOPPANホールディングス傘下のTOPPANエッジ株式会社が、2025年11月14日（金）と15日（土）に東京ビッグサイトで開催される「アミューズメントエキスポ2025」に参加します。このイベントは、アミューズメント業界において最新の製品やサービスが発表される大規模な展示会であり、業界関係者にとっては欠かせない機会となっています。

出展ブースの概要

TOPPANエッジのブース（ブース番号：5-31）では、アミューズメント業界におけるデジタル化とキャッシュレス決済の推進に貢献する各種ソリューションが紹介される予定です。新たに販売を開始するキャッシュレス決済端末「ThincaGate®」に加え、この端末を活用したカプセルトイ自販機向けのDXソリューションも初めて展示されます。

新型キャッシュレス決済端末「ThincaGate®」

展示される「ThincaGate®」は、電子マネー、QRコード決済、そしてクレジットカードのタッチ決済に対応した多機能な端末です。これにより、利用者はさまざまな支払い方法を選ぶことができ、店舗側は決済の幅を広げることができるため、利便性が向上します。

特筆すべきは、QRコード決済に関しても二つの方式を提供している点です。店舗が表示するQRコードを利用者が読み取る「MPM（Merchant-Presented Mode）」方式及び、利用者のスマートフォンに表示されたQRコードを店舗側が読み取る「CPM（Consumer-Presented Mode）」方式を選択できるため、より柔軟な決済が可能となります。

カプセルトイ自販機向けのDXソリューション

また、展示されるもう一つの注目ポイントは、カプセルトイ自販機向けのDXソリューションです。従来、この自販機は硬貨決済が主流であり、そのための両替や現金回収といった業務が店舗にとって負担となっていました。さらに、売上情報の確認がリアルタイムでできないため、景品補充のタイミングを店員の判断に委ねることになり、効率が悪化するという課題もありました。

「ThincaGate®」を取り付けることで、現金以外の決済オプションを追加し、売上情報をリアルタイムで収集することが可能になります。これにより、店舗運営が大幅に効率化され、顧客に対するサービスも向上するでしょう。

買い取りと再販サービス

さらに、TOPPANエッジは三菱HCキャピタルグループと連携し、「ThincaGate®」の導入に伴って不要となった従来型の決済端末「ThincaTerminal®」及び「ThincaTerminal®2」を買い取り、小規模加盟店向けに再販やリースを行うサービスの提供も2026年度上半期を目指しています。この取り組みは、従来のキャッシュレス端末の導入が難しかった小規模加盟店に対し、利便性を提供し、さらにキャッシュレス化を促進することを目的としています。

アミューズメントエキスポ2025の詳細

「アミューズメントエキスポ2025」は、ビジネスデーが2025年11月14日（金）10:00から17:00まで、ユーザーデーが11月15日（土）9:00から17:00まで開催されます。会場は東京ビッグサイトの東4・5ホールで、このイベントは一般社団法人日本アミューズメント産業協会（JAIA）によって主催されます。

公式サイトでの最新情報のチェックもお忘れなく！アミューズメントエキスポ2025公式サイト