チョコミントの新境地!田中屋せんべいの挑戦
近年、「チョコミント」味の人気が高まる中、香料を使用したスイーツが多い中、田中屋せんべい総本家が新たに開発した「ミントとカカオのお煎餅」が注目を集めています。今回、再販が決定したこの商品は、創業から160年を誇る老舗がプロデュースした、自然な素材にこだわりぬいた一品です。
自然な味わいを追求した開発背景
近年、夏を代表するフレーバーとして数多くのチョコミント菓子が登場していますが、その多くが強い香料で味付けされていることに疑問を抱いていた田中屋せんべい。ファンの期待に応える形で、もっとナチュラルな味わいのチョコミントを楽しめる「ミントとカカオのお煎餅」の開発がスタートしました。
この煎餅の魅力は、何と言ってもハーブティーのミント茶葉を粉砕し生地に練り込むことで実現した、無香料でありながら爽やかでしっかりとしたミント味。さらに、カカオには京都のビーントゥバー「Dari K」のカカオニブを使用しており、素材の質にこだわっています。
絶妙な食感と風味
小麦粉やバター、牛乳を使った生地は、軽やかなサクサクとした食感を演出し、甘さと爽やかさのバランスが絶妙です。この異色の組み合わせは、最初は不安を感じさせるものの、一口食べてみると、まったく違和感なく味わいが広がる事に驚きを覚えます。「甘い煎餅」と「爽やかなミント」が見事に溶け合い、まるで新しい和菓子の風景を描くかのよう。
夏にこそ楽しみたい限定商品
「ミントとカカオのお煎餅」はもともとバレンタイン限定の商品として販売されていましたが、その人気から夏でも食べたいとのリクエストが多数寄せられました。この熱い要望に応じて、2023年8月1日から再販が決定しました!
商品内容は以下の通りです:
- - 商品名: ミントとカカオのお煎餅
- - 販売価格: 1袋50g540円(本体価格500円)
- - 販売期間: 2023年8月1日〜
「ミントとカカオのお煎餅」は、分厚さが500円玉ほどの大きさになっており、ミントの風味を強調しつつもサクサクとした食感を実現するために特別に設計されています。これにより、従来のミント煎餅よりも際立った風味を楽しむことができます。
田中屋せんべい総本家の伝統
田中屋せんべい総本家は、1859年に創業し、手焼きの技術で守り続けてきた伝統の味が魅力です。代表銘菓の「みそ入大垣せんべい」の他にも、キャラメル煎餅や甘酒せんべいなど、斬新な和菓子に挑戦しています。6代目当主の田中裕介氏は、「和菓子をもっと自由に面白く」というコンセプトのもと、新たな可能性に取り組んでいます。
店舗は岐阜県大垣市に位置し、和菓子に対する情熱と独自性を大切にしつつ、現代のニーズに応えた商品開発を続けています。
自然素材にこだわり、どこか懐かしさと新しさを兼ね備えた「ミントとカカオのお煎餅」。この夏、ぜひお試しあれ!