牛の熱中症対策に!USIMOの新接触冷感ネッククーラーが広島県三次家畜市場に登場
牛用グッズブランド「USIMO」を展開する株式会社オオツキは、仔牛の熱中症対策や産前産後の親牛のヒートストレスやせ防止に効果的な接触冷感ネッククーラーを開発しました。
このネッククーラーは、電気を使わずエコで安全な設計になっており、繊維による保水とポリマーを組み合わせることで、長時間の連続使用が可能です。氷や井戸水を使用することで、より効率的に首の血管を冷やし、牛の体温を調整することができます。
2024年7月10日(水)には、広島県三次家畜市場に展示ブースを出店し、製品の実物をお試しいただけます。
USIMO全国キャラバンで新商品を体験!
USIMOは、昨年から全国の畜産市場に出店する「USIMO全国キャラバン」を開催しており、多くの畜産農家の方々に好評を得ています。
今年の夏も全国キャラバンを実施し、新商品の接触冷感ネッククーラーを実際に手に取っていただき、その品質を確かめていただけます。
熱中症対策の重要性
2023年夏は、記録的な猛暑により、家畜に大きな負担がかかりました。特に、牛の熱中症被害が深刻化し、農林水産省の発表によると、2023年7月1日から8月31日までの間に全国で1,234頭の牛が熱中症で死亡しました。これは、2022年同時期の2倍以上の数字であり、猛暑による牛への影響は深刻さを増しています。
USIMOの取り組み
株式会社オオツキでは、このような状況を受け、2020年から牛の体温調節を目的とした接触冷感製品の開発に取り組んできました。
畜産農家の方々からの「できるだけ手間を省きたいので、長時間濡れていてほしい」という声に応え、昨年販売した内綿素材にポリマーを組み合わせることで、保水時間を長くした「モーっとクールHYBRID」を発売しました。
USIMOについて
USIMOは、2019年に株式会社オオツキが立ち上げた、畜産農家向けの防寒グッズブランドです。
作業服の製造・販売を行う同社は、畜産農家からの要望を受け、仔牛用の防寒グッズの開発に着手しました。これまでに、電熱線入りネックウォーマー、蓄熱マフラー、点滴保温器、高機能素材の防寒コート、保水綿とポリマーを使った接触冷感ネッククーラーなどを開発しています。
株式会社オオツキについて
株式会社オオツキは、1962年に作業服店として設立され、現在では兵庫県と京都府で合計16店舗の直営店を運営しています。
USIMOプロジェクトは、畜産用防寒着のノウハウがゼロの状態からスタートしました。北海道から沖縄まで、畜産農家の現場に足を運び、常に製品の改良を行っています。畜産農家の方々が本当に求める製品づくりを心がけています。
まとめ
USIMOの接触冷感ネッククーラーは、牛の熱中症対策に効果的な製品です。電気を使わず、安全で、長時間の連続使用が可能です。
今年の夏も、USIMO全国キャラバンを実施し、新商品の接触冷感ネッククーラーを実際に手に取っていただくことができます。ぜひ、この機会にUSIMOの製品を体験してみてください。