日本版「featuring」サービス、いよいよ登場
株式会社フラッグが、AIを活用したインフルエンサーマーケティングソリューション「featuring」の日本版サービスを2024年12月10日から提供開始することを発表しました。このサービスは、インフルエンサーの選定からマーケティングのコラボレーションの提案、成果分析まで、全プロセスを一括でサポートするものです。
「featuring」は、韓国のフィーチャリング社と共同で開発され、アジア最大規模のデータエンジンを活用して、毎日100万件以上のソーシャルメディアアカウントのデータを分析します。このため、インフルエンサーの影響力をスコア化し、さまざまな指標に基づいて分析レポートを提供することが可能です。
インフルエンサーの影響力分析
現在、国内外には登録インフルエンサーが1,600万アカウント以上存在します。「featuring」はこの膨大なデータを基に、トレンドの発見やオーディエンスの分析を行います。さらに、複数のソーシャルメディアプラットフォームに対応し、特に日本市場においてはX(旧Twitter)にも対応しています。
様々なプランを提供
「featuring」は月額5万円からSaaS形式で利用できるほか、顧客ニーズに応じたカスタマイズプランも用意されています。システムカスタマイズに対応したエンタープライズプランや、インフルエンサーとの連携をフルサポートするサービスもあり、企業のプロモーション活動を徹底的に支援します。
代表的な機能
- - キーワード別やジャンル別でのインフルエンサー検索
- - フォロワー数やエンゲージメント率を元にしたKPIの分析
- - PR案件の共有や進行状況管理ができる効率的なシステム
- - PR投稿の事前予測および効果測定、ROIの分析
- - 競合アカウントの詳細な分析
フィーチャリング社とフラッグについて
フィーチャリング社は2019年、韓国のカカオ社出身のメンバーによって設立され、インフルエンサーマーケティングの分野で急成長を遂げています。主なサービスとしては、「featuring」に加え、インフルエンサー自身が影響力を分析・管理できる「SEENAMON(シナモン)」があります。これにより、LG電子やカカオ、新世界などの大手企業を含む約12,000社にサービスを提供しています。
一方、本社が東京に所在する株式会社フラッグは、デジタルマーケティング事業を中心に活動を行っており、映像制作やWeb制作といったクリエイティブソリューションも手がけています。
今後「featuring」が日本市場でどのように普及し、インフルエンサーマーケティングのスタンダードとして定着していくのか、期待が高まっています。