医療業界特化型チャットツールHITOTSU Link、20社加盟の快挙!

HITOTSU Linkが医療業界のデジタル化を支援

医療業界に特化したチャットツール「HITOTSU Link」の加盟企業が20社を超え、医療従事者や関連企業によるコミュニケーションのデジタル化が進んでいることが話題になっています。この革新的なツールを開発したHITOTSU株式会社（東京都渋谷区）の代表取締役、佐藤公彦氏は、医療業界の生産性向上の重要性を訴えています。

HITOTSU Linkの特長

HITOTSU Linkは、医療機関が無償で利用できる業務用チャットツールです。このシステムは、院内外のコミュニケーションの非効率性を解消し、取引企業との収益性を高めることを目的としています。さらに、70を超える医療機関で導入され、その機能の有用性が実証されています。
医療従事者は、トピックごとにルームを作成し、招待されたメンバーとのみやり取りを行うことができ、またPDFやWord、画像、動画ファイルの添付も可能です。このため、業務シーンに適したスタンプを使って、簡単に反応できます。

業界の現状とHITOTSU Linkの意義

医療業界は全業種の中でもデジタル化の進展が遅れており、依然としてPHSや対面でのやりとりが主流です。このような非効率なコミュニケーションが業務の質を低下させていました。HITOTSUはその解決策として、HITOTSU Linkの提供を決定しましたが、特に医療機関は慢性的な赤字に苦しんでおり、IT化への投資が難しくなっています。そこで、HITOTSUは医療機関には無償でこのサービスを提供し、関連企業から手数料をいただくビジネスモデルを採用しています。

加盟企業の多様性と充実度

最近、HITOTSU Linkは全20社の加盟を達成し、その多くは医療機器関連の卸売業です。医療機器の安全使用に関与している専門職が立ち上げた会社で、医療機器資産管理システム「HITOTSU Asset」も先行販売していたため、医療機器業界での営業網が強化されています。しかし、HITOTSU Linkは医療機器に限らず、医薬品業界やその他の医療ステークホルダー全てを対象としています。そのため、今後はさまざまな分野からの参加が期待されます。

利用者からの高評価

多くの現場ユーザーがHITOTSU Linkの導入により、営業生産性の向上を実感しています。

- 「見積もりやカタログの送付が手間なくできるようになりました。既読がわかるのも便利です。」
- 「電話のかけ直し手間が解消され、仕事がスムーズに進むようになりました。」
- 「実機の写真が簡単に送信でき、確認作業も効率化されました。」
- 「1対1のコミュニケーションに比べて、ルーム内で複数人と情報共有できるのが便利です。」

これらの声は、HITOTSU Linkの実用性を証明するものです。

開催予定のウェビナー

また、関西地域の卸売業5社が共催するウェビナーが9月上旬に予定されています。このイベントでは、医療機関のユーザーが実際の導入事例や成果について語る予定です。業界全体のデジタル化に向けた取り組みを地域の皆さんと共有し、共に成長することを目指します。

HITOTSUは「医療にかかわる人々を、ひとつに」というビジョンを掲げ、日本の医療を黒字化するため、今後も努力を続けて参ります。