現場管理を革新する「速段」足場工事特化型システムの全貌

近年、建設業界においてデジタル化の波が押し寄せています。その中でも、足場工事に特化した新しいクラウド型情報共有サービス「速段」（そくだん）が注目を集めています。このシステムは、株式会社オーテクニックが自社の課題解決を目的に開発を進め、2018年に設立されたグロースチェンジ株式会社との共同によって一般販売が開始されます。

「速段」は、建設業界特有の商習慣にフィットした設計となっており、工事の安全性や生産性を向上させ、施工スケジュールの管理を一元化できることが特長です。これにより、得意先やスタッフ、さらに車両といった現場情報を簡単に入力することで、効率的な管理業務が実現します。

製品開発においては、ユーザーからのフィードバックを重視し、開発者と丁寧にコミュニケーションを取りながら仕様を詰めてきました。既に実施されたオープニングレセプションでは、同業他社から寄せられた貴重な意見を反映させるべく努力が続けられています。また、8月には最終のアップデートが完了し、9月には検品と検収が終了することを予定しています。

今後、名古屋や東京、大阪で開催される仕様説明会では、同業他社との交流を大切にしたラフな雰囲気の中で情報交換が行われる予定です。参加者には、トライアル版の提供も行われるため、実際の利用方法を体験する良い機会となります。