若者のための新たな終活ツール『ライフコンパス』
この夏、若い世代をターゲットにした無料の終活アプリ『ライフコンパス』がリリースされる。企画を手掛けたのは、高齢者支援に20年以上の経験を持つ直見キンドル氏で、彼の信念から生まれたこのアプリは、自分の人生の終わり方を自ら考え、家族や大切な人々と共有できるプラットフォームとなることを目的としている。
アプリの特徴とその意義
『ライフコンパス』は、従来の紙のエンディングノートとは異なり、スマートフォン上で簡単に情報を管理できる。リマインダー機能を搭載しており、ユーザーは自身の意思をいつでも更新し、常に最新の内容を大切な人と共有できる仕組みを整えている。このようなデジタル化は、特に平成以降に育った若者たちにとって魅力的であり、生活の一部として自然に取り入れてもらえるだろう。
直見氏は「元気な今だからこそ、自分の最期について考えることが必要」と語っており、これは終末期に約7割の人が自分の希望を伝えられなくなるという現実を踏まえた発言でもある。相手の意思を知ることができずに大切な決断を迫られる家族の心情を理解し、実際にその準備を進めることが如何に重要か、彼は訴えている。
クラウドファンディングによるプロジェクト支援
アプリのリリースに向けて、2025年の夏に向けて機能の拡充を目指して「CAMPFIRE」でクラウドファンディングを実施中。プロジェクトは2025年4月1日から30日までの期間限定で行われ、支援者からの賛同を求めている。これによって、より多くの人がこのサポートへ参加し、自分らしい人生を最期まで生きる社会づくりを進めたいと考えている。
未来志向の終活アプローチ
今後、『ライフコンパス』は希望や希望を持った人生のエンディングを考えるための新たな方法を提供する。社会が高齢化していく中で、若いうちからこの概念に触れることで、心の準備を整える手助けをする。最期を迎える準備は決してネガティブなことではなく、むしろ今を大切に生きるための良いきっかけになると考えているのだ。
この取り組みが社会全体に広がり、多くの人々が自分の人生を振り返るきっかけとなることを願ってやまない。アプリの詳細やプロジェクト支援については、公式クラウドファンディングページを是非チェックしてほしい。
コンタクト情報
滋賀県大津市打出浜2-1 コラボしが21 Biz Base内
クラウドファンディングページはこちら
プロジェクトページ
この新たな終活アプリが、多くの方にとって有意義で豊かな人生を支えるツールとなることを期待している。