東洋製罐グループ、ペントアワード2024での受賞
東洋製罐グループホールディングスが、名誉ある国際コンペティションである「ペントアワード2024」にて、飲料部門のプロフェッショナルコンセプトカテゴリーで銅賞を受賞しました。この賞は、同社がデザインした「遊びごころで見分けるお絵描き缶」に与えられたものです。受賞は通算10回目となり、グローバルなパッケージデザインにおける評価の高まりを示しています。
ペントアワードとは
ペントアワードは2007年から開催されている、世界中の優れたパッケージデザインを表彰するための国際的な競技会です。各部門には銅賞、銀賞、金賞が授与されるほか、特に優れた作品にはプラチナ賞やダイヤモンド賞が与えられます。多様なカテゴリーに分けられた審査を通じて、毎年新しい才能が発掘されています。
お絵描き缶のアイデア
「遊びごころで見分けるお絵描き缶」は、友人や家族と集まる場面で特に役立つアイテムです。缶に描かれたキャラクターに、それぞれのユーザーが独自の表情やデザインを加えることで、自分の缶を簡単に見分けられるという特徴があります。このアイデアは、ただの機能性だけでなく、参加者同士のコミュニケーションを促す遊び心満載のデザインとして評価を受けています。
プロジェクトの背後にある想い
東洋製罐グループは、パッケージデザインの重要な役割を認識し、常に新しい価値の創出を目指しています。今回の受賞を契機に、企業は引き続き機能性と美しさを兼ね備えた製品の開発に努め、社会や顧客に喜ばれる商品を提供し続ける意向を示しています。
環境への配慮と未来へのビジョン
同社は、「未来をつつむ」という長期経営ビジョンのもと、2050年までの持続可能な社会の実現に向けて動いています。環境に配慮した商品開発や多様性の受容、個々人が自身らしく活躍できる社会の形成を目指し、業務を推進しています。
企業概要
東洋製罐グループは、さまざまな素材の容器を提供している総合包装容器メーカーであり、1917年に創業されて以来、国内外で数多くの企業を展開してきました。現在では約20,000人の従業員が働き、2024年の連結売上高は9,506億円を見込んでいます。
今回のペントアワードでの受賞は、同社の革新性を証明するものとなり、その活動が今後のパッケージデザイン界に与える影響に期待が寄せられます。