浦沢直樹と手塚治虫が描いた『PLUTO』、ついにBlu-ray BOX化決定！

浦沢直樹×手塚治虫の名作『PLUTO』、Blu-ray BOX2025年発売決定！

2023年10月、Netflixで配信されたアニメーション『PLUTO』が、待望のBlu-ray BOXとして2025年初夏にリリースされることが決定しました。このBlu-ray BOXは、株式会社ジェンコが製作を手掛け、価格は35,000円（税込）で、詳細な情報は後日発表されるとのこと。

『PLUTO』の魅力とは

『PLUTO』は、手塚治虫の代表作である『鉄腕アトム』の「地上最大のロボット」を原作に、浦沢直樹と長崎尚志によって蘇った作品です。ストーリーは「人間と高性能ロボットが共生する近未来」を舞台にしており、高度なサスペンスが展開されます。この作品は、手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞し、さらにアングレーム国際漫画フェスティバルのインタージェネレーション賞を獲得するなど、世界中で高く評価されています。全世界での単行本発行部数は1,000万部を超える大ヒットとなりました。

アニメ化の背景

『PLUTO』は、2023年に『鉄腕アトム』放送から60年を迎えるタイミングでアニメ化されました。制作は、名古屋のスタジオ「MAPPA」が中心となり、映画『この世界の片隅に』で知られるジェンコがプロデュース。アニメ業界に新たな風を巻き起こしています。

本作は、感情の記憶を描いた「愛」と「憎しみ」の物語であり、厳しい現代社会の中で見出される意義やメッセージが多くの視聴者の心に響いています。アニメーションの美しい映像と深く練りこまれたストーリーが、多くのファンから支持を受けています。

Blu-ray BOXの内容

Blu-ray BOXには、全8話の本編に加え、予告編や浦沢直樹氏、手塚眞氏などのインタビューを収めた特典ディスク、作品解説ブックレット、そして新たに制作されたソフトビニール・フィギュアが同梱される予定です。特に、フィギュアは浦沢直樹監修のもと、本作に登場するロボット「PLUTO」を再現したもので、約15cmの細部までこだわりある造形が特徴です。

会社背景

株式会社ジェンコは1997年に設立され、主にアニメーション映像の企画やプロデュースを行っています。また、フィギュアや関連グッズなどのマーチャンダイジングも手掛け、様々な人気作品を世に送り出しています。その実績には、『千年女優』や『ソードアート・オンライン』、そして『この世界の片隅に』などが含まれます。