ルートレック資金調達
2020-06-26 13:50:42

スマート農業を進化させるルートレック、2.6億円の資金調達

スマート農業を支えるAIの力



株式会社ルートレック・ネットワークスは、最新の資金調達を実施し、スマート農業の未来に向けて新たな一歩を踏み出しました。今回の資金調達額はなんと2.6億円。このお金を使って、同社が提供するAI潅水施肥ロボット「ゼロアグリ」の展開をさらに加速させる計画です。

ゼロアグリの革新性



ゼロアグリは、パイプハウス向けの土壌環境制御システムです。このシステムは、日射量や土壌の水分量、EC値などのセンサーから得られる情報を基に、作物が必要とする水や肥料を自動的に供給します。これにより、土壌水分が安定し、作物のストレスが軽減され、結果的に収量の増加と品質の向上を実現します。

生産者にとっての大きな利点は、潅水および施肥作業の省力化です。この機能により、農家はより効率的に作業を行うことができ、さらなる規模拡大が可能になります。

ルートレックの成長ストーリー



ルートレックは2005年に設立され、以来、M2M/IoT技術を研鑽してきました。2010年には、総務省のICTを活用した食の安心安全構築事業への参画をきっかけに、スマート農業事業に乗り出しました。その後2013年からは、ゼロアグリの提供を開始し、これまでに240台以上が全国の農場や試験場に導入されています。

同社は2018年に、第4回日本ベンチャー大賞の農林水産大臣賞を受賞し、経済産業省からはJ-Startup企業として認定されています。また、内閣府官邸の先進的技術プロジェクト「Innovation Japan」に選出されるなど、国の支援を受けた革新的な技術として広く認識されています。

未来への展望



資金調達とともに、ルートレックは新たな顧客層へのアプローチを目指します。スマート農業がますます注目される中、同社のゼロアグリが提供するソリューションは、農業界に変革をもたらす可能性があります。AI技術の進化により、データに基づく農業の効率化が進むことで、持続可能な農業の実現が期待されています。

会社情報



  • - 会社名: 株式会社ルートレック・ネットワークス
  • - 所在地: 神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1 新百合ヶ丘シティビルディング6F
  • - 設立: 2005年8月
  • - 資本金: 7億300万円(資本準備金含む)
  • - 代表者: 代表取締役社長 佐々木 伸一

ルートレックが描く未来の農業は、どのような形になるのか。今後の展開が非常に楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社ルートレック・ネットワークス
住所
神奈川県川崎市高津区久本3-5-7新溝ノ口ビル1F
電話番号

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