愛媛のばあちゃんたちが作り上げた夢のヨモギドレッシングとは？

愛媛県で地元の食材を活かした料理を提供しているカレー専門店「酒井カリー」の１周年を祝うイベントの中で、ばあちゃんたちが手掛けた新たな特製ドレッシング「ハーブの女王」が話題をさらっています。最初は「まずそう」「苦そう」「臭そう」といった散々な評価を受けながらも、多くの人々の期待を超え、見事にMakuakeでのクラウドファンディングに成功しました。

ヨモギの食品としての魅力

最近、美容や健康の観点からも注目を集めているヨモギですが、このドレッシングはその力を最大限に活かして作られています。多くのハーブがある中で、特にヨモギは「ハーブの女王」と称される重要な存在です。このドレッシングは、主にベトナムから輸入したヨモギを使用していますが、今後は地元・愛媛県内での生産を計画しています。ばあちゃんたちは「ほったらかしでも育つから、畑を無駄にせずに済む」と語ります。

販売の裏側

発売からわずか数日で店頭やオンラインショップでの売り切れが続出したこのヨモギドレッシング。特に、サラダを無料提供している食事時に提供したところ、ドレッシングが美味しいと評判になり、あっという間に販売が決まったといいます。この商品の値段は1本1280円（税込）で、店頭では2本セットで1960円と手に入れやすい価格です。

調理への応用

この「万能だれッシング」を使った料理のアイデアも広がってきています。ばあちゃんたち自らが創作する「だし巻き卵inよもぎ」や、「辛子明太子入りだし巻き卵」、さらには「焼きうどん」や「カリカリチキン」など、料理の幅が格段に広がります。いつもの料理にちょっとした工夫をすることで、新たな味わいが生まれるのがこのドレッシングの魅力です。

ばあちゃんたちの挑戦

愛媛のばあちゃんたちが残したい思いは、ヨモギを通じて多くの人々に広めることです。このドレッシングはただの調味料ではなく、地域活性化の象徴としても捉えられています。ヨモギの中でも希少な「クソニンジン」という種があることから、さらなる商品展開も予想されています。このように、ばあちゃんたちの挑戦は始まったばかりで、今後も多くの取り組みが期待されています。