Like-an-Angelの圧巻の公演
2024-10-11 21:58:08

Like-an-Angelが東京で魅せた圧倒的な存在感とサプライズ

Like-an-Angelが東京で魅せた圧倒的な存在感とサプライズ



2023年4月に始動したバンド、Like-an-Angelが、10月3日に東京Spotify O-EASTで行ったファイナル公演が話題です。L'Arc-en-Cielのtetsuyaをリーダーに迎えたこのバンドは、初のクラブサーキットを成功裏に終えるとともに、最後にはスペシャルゲストとして元メンバーのSakuraが登場するサプライズもありました。

この公演は、1日2回行われる形で、観客の期待を裏切らない演出と音楽が展開されました。開幕はエアロスミスの「エンジェル」が流れる中、メンバーは気合いを入れ、オーディエンスの拍手と歓声が会場を包み込みます。最初の曲「Don't be Afraid -English version-」は、L'Arc-en-Cielのトリビュートバンドとしての運命を背負った彼らにとっての重要なスタートを切ります。

この日のセットリストにはL'Arc-en-Cielの名曲が並び、そのアレンジはLike-an-Angel独自の解釈で新たな命を吹き込むものとなりました。特に、2曲目の「Inner Core」は、1994年の『Tierra』に収録された珍しい楽曲であり、現代的な演奏スタイルで再アレンジされることで、まるで過去と現在が融合するかのようでした。さらには、「The Rain Leaves a Scar」や「Be destined」といった初期の名曲も披露され、感動の渦に巻き込まれる観客の姿が印象的でした。

時折起こるトラブルにもかかわらず、バンドは冷静に演奏を続け、audienceがサポートする場面が印象的でした。特に「砂時計」では、ボーカルのマイクトラブルが発生するも、他のメンバーは動じることなく演奏を続け、観客がサビを合唱する美しい光景が広がりました。こうして、観客とバンドの一体感が生まれ、忘れられない瞬間が形成されていきました。

特に盛り上がったのは「いばらの涙」です。この曲は演奏に高い技術を要求される難曲ですが、メンバーは絶妙なバランスで音を織り交ぜながら、場の雰囲気を一層引き立てました。興奮が高まる中で、tetsuyaや他のメンバーもその瞬間を楽しむ姿が印象的でした。

アンコールでは何が起こるか、その期待感が高まりました。tetsuyaが意味深な発言をした後、会場はざわめき始め、ついにSakuraが登場。その瞬間、驚きと興奮が会場を包み込みました。Sakuraは特別にこの日のために駆けつけ、トリビュートバンドの特別なサポートを行いました。そして彼は、tetsuyaに対して30年間言えなかった感謝の気持ちを語りました。その時のバンドメンバー全員が感じた感動は、言葉にすることが難しいほどのものでした。

続いて演奏された「I'm so happy」では、Sakuraとhibikiによるツインドラムのパフォーマンスが圧巻であり、オーディエンスはそのバンドマジックに魅了されました。また、演奏の終盤ではSakuraとhibikiとでドラマティックなドラムバトルが繰り広げられ、会場は大歓声に包まれました。

最後は「賽は投げられた」「Link」「瞳の住人」の連続演奏でツアーファイナルを締めくくりました。tetsuyaが「楽しいよね、バンドはそれが全て」と何度も語る姿は、音楽に対する純真な情熱を感じさせます。また、Like-an-Angelの次回のライブは2025年4月26日(土)にEX THEATER ROPPONGIで予定されています。ファンの熱い応援に応えるべく、さらなる夢が描かれることでしょう。

今後のLook-an-Angelやtetsuyaの活動から目が離せません。


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