年収1000万のマンション購入事情
2019-01-09 11:01:23
年収1000万以上が選ぶマンション購入エリア1位は港区!再開発の進むエリアの魅力とは
年収1000万円以上のマンション購入希望者が注目する港区への期待
有限会社エム・アール・シーが実施した調査によると、年収600万円以上の首都圏在住者におけるマンション購入希望エリアの1位は、東京都港区であることが明らかになった。この調査は、2018年10月に首都圏の既婚男女600人を対象に行われ、特に年収1000万円以上の層からの期待が集まっていることが浮き彫りとなった。
港区の人気の理由
2018年に調査に参加した人のうち、21.1%が港区を選び、2位の千代田区(14.5%)との間に約7%の差が生じている。この結果が示すように、港区は人々にとって非常に魅力的なエリアとなっている。特に港区は、平均所得水準が23区内で最も高い地域であり、高所得者にとってはマンション購入を検討する際の重要なエリアが伺える。
地価の安定性が魅力
マンション購入を希望する人にその理由を尋ねたところ、50%の人が「将来的に地価が下がらなさそうだから」と回答した。これは、港区が持つ資産価値の安定性への期待を示す結果である。さらに、アクセスの良さや周辺の栄えたエリアが理由として挙げられるなど、港区の魅力が多面的であることがわかる。
購入時の重視ポイント
物件選びにおいて重要視される点として、調査結果では「最寄駅からの近さ」が59.3%で最多を占めた。このように、日常生活における利便性が、マンション購入時に非常に重要な要素であることが示された。次いで「静かさ・治安の良さ」(56.3%)や「周辺施設の充実」(52.6%)も重要視されており、住環境への関心も高いことが伺える。
資産活用のための視点
また、資産活用を目的とする人々にとって、将来的に地価が下がらないかどうかは非常に重視されており、これは特に重要な選択基準となっている。年収が高い層の住宅購入においては、将来の資産価値を見越した選択が求められている。
専門家の意見
ファイナンシャルプランナーの北野琴奈さんは、地価の安定性が高い港区は、資産活用のための有力な選択肢であるとコメントしている。彼女の実践的なアドバイスとして、「他の人が良いと思う物件」を選ぶことが長期的な価値維持に繋がると指摘している。
将来的な展望
2020年に予定されている新駅の開設や大規模な再開発により、港区は一層の活性化が期待されている。これにより、さらなる人の流れや経済の発展が見込まれるため、人気が維持される可能性が高い。まさに港区は、資産価値を見込む上で見逃せないエリアとなりつつある。
港区を含む都心3区の人気は根強く、今後の動向にも注目が必要だ。自らの居住用だけでなく、資産活用としても考慮されるこのエリアは、今後も多くの人にとって魅力的な選択肢であり続けるだろう。
会社情報
- 会社名
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有限会社エム・アール・シー
- 住所
- 東京都千代田区神田須田町1-24-1大一東京ビル4F
- 電話番号
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