音読アプリQulmeeが公立中学校向け応援キャンペーンを開始

音読アプリQulmee、公立中学校向け応援キャンペーンを開始

イースト株式会社（東京都渋谷区）は、音読アプリQulmee（クルミ―）の公立中学校向け応援キャンペーンを発表しました。このキャンペーンでは、2025年3月から5月までにQulmeeを契約した公立中学校に対し、生徒一人当たり990円（税込）で提供する特別価格が適用されます。また、令和7年度中は、生徒と教師が任意の4か月間、無料トライアルを利用できる点が注目されます。

Qulmeeの魅力とは

Qulmeeは、音読の指導に必要な課題の配信から学習、評価にいたるまで、スムーズに行えるクラウドサービスです。導入校の情報によると、高等学校を中心に全国で多くの学校に取り入れられています。教師は、生徒が取り組む音読課題を自由に登録でき、生徒は「Listening」「Listen＆Repeat」「Overlapping」「Shadowing」といった多様な練習方法を通じてスキルを向上させます。また、「AI発音チェック」機能により、発音の改善にも役立つカスタマイズが可能です。

生徒が提出した音読は、教師が実際に聴いて採点することもでき、AIによる自動判定も選択できます。このAI自動判定は、教師の負担を軽減し、効率的な指導を実現します。

導入校の声

実際にQulmeeを導入している東京都内の公立中学校の教員からは、以下のようなポジティブなフィードバックが寄せられています。
まず、Qulmeeを活用することで、生徒たちは家庭学習でも音読課題に取り組むようになり、保護者面談では家庭学習の習慣や取り組み量が向上したことが報告されています。また、都立入試のスピーキングテスト対策としても活用され、受験対策に役立つ点が保護者からの理解を得ています。

さらに、Qulmeeは全文だけでなく、単語単位でもフィードバックを自動で行うことができます。生徒が書いたスピーチ原稿に自動でモデル音声を付ける機能もあり、一人一人の生徒に対するサポートが充実しています。このような機能は、デジタル教科書では実現できない点であり、多くの教師や生徒から高く評価されています。