新型エスカレーター導入
2024-09-03 12:27:35

特許取得の新型エスカレーターが北海道のホテルに導入!安全性と効率性を両立

新型エスカレーターが北海道のホテルに導入



最近、エレベーター・エスカレーターの保守やリニューアルを手掛けるエレベーターコミュニケーションズ株式会社が、日本国内で初めて、世界各国で特許を取得した新型エスカレーターを北海道のホテルに施工しました。このエスカレーターは、手すり(ハンドレール)と足場(ステップ)が同期する技術を採用しており、これにより安全性が大幅に向上しています。

中国におけるエスカレーター事故の背景



近年、中国ではエスカレーターの足場が切れる事故が頻発しており、特にSNSを通じて広がった情報では、多くの人々が危険性を感じています。2024年8月には、広西チワン族自治区の観光地で発生した事故で1人が死亡、60人が負傷するという衝撃のニュースも報じられました。このような事件が相次いでいることには、整備不足や点検項目の見落としが原因とされています。日本では国土交通省が厳格な指針を設けていることから、同様の事故が起きにくい環境が整っています。

新型エスカレーターの特長



この新しいエスカレーターは、手すりと足場が常に同期して動作するため、利用者が安全に移動できる仕様です。今春に北海道のホテルで導入され、2024年6月にはこの技術に対して特許が取得されました。これにより、足場が切れて利用者が危険にさらされるリスクが大幅に軽減されます。

エスカレーターのリニューアルの必要性



国によって定められた耐用年数に基づくと、エスカレーターはおおよそ15年、エレベーターは17年の使用が想定されます。しかし、実際には20年以上利用されている設備も多く、部品供給の停止が問題となっています。そのため、使用者の安全を確保するためには、適時にリニューアルを行うことが求められます。特に、部品供給が停止されたエスカレーターは故障時の対応が困難になるため、点検と修理が難しくなります。

競合他社と比較したコスト及び工期の削減



エレベーターコミュニケーションズの新方式では、既存のトラス(骨組み)を再利用することが可能になり、従来なら2〜3か月かかっていた工期を約1か月に短縮しました。これにより、工事費用も50%削減されており、経済的かつ迅速なサービスを提供できるようになっています。

今後の取り組み



この新しいエスカレーターの導入を皮切りに、当社は今後もリニューアル工事を円滑に行い、技術とスタッフの質を高めていく方針です。特に、地震などの災害時に安全に対応できるシステムの開発にも注力していきます。

会社概要


名称: エレベーターコミュニケーションズ株式会社
所在地: 東京都品川区南大井6-16-16 鈴中ビル大森3階
代表: 代表取締役 薄田 章博
設立: 平成18年2月22日
資本金: 6,709万円
事業内容: 昇降機保守管理事業、法定点検の代行業務、昇降機リニューアル工事業務等
URL: エレベーターコミュニケーションズ株式会社

会社情報

会社名
エレベーターコミュニケーションズ株式会社
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電話番号

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