ファミワンの戸田さやかが「カンブリアナイト33」に登壇
2025年9月5日、東京都神田で開催された「カンブリアナイト33」に、株式会社ファミワンの公認心理師・臨床心理士である戸田さやかが登壇しました。このイベントは、コロナ禍を経て5年ぶりの対面開催ということもあり、多くの関心を集めました。
イベントの背景と目的
「カンブリアナイト」は、様々な専門家が集まって未来や現在のトレンドについて自由に意見を交わす場として知られており、今回は心理学とAI、そして様々なセンサー技術の可能性についての議論が行われました。このイベントでの主なテーマは、コロナ禍によって変わった働き方や社会の動き、そしてその中で臨床心理学の役割がどう変化しているのかということでした。
戸田氏は、心理学業界における技術導入がどのように従業員の幸福感や職場の環境に影響を与えるかについて言及しました。また、心理的な安全性を確保する重要性についても触れ、参加者たちの心をつかみました。
参加者たちの反応
イベントには、他にも多くの専門家が登壇しました。理学博士の鹿内学氏やエンジニア兼歯科医師の田中大右氏など多彩なバックグラウンドを持つ講演者たちが自己の見解を語り、参加者たちはシンポジウムの中で活発な質疑応答を行いました。戸田氏の発表では、聴衆からの興味深い質問が飛び交い、その反響の大きさが印象的でした。
ファミワンの取り組み
株式会社ファミワンは「子どもを願うすべての人に寄り添い、幸せな人生を歩める社会をつくる」というビジョンのもと、従業員向けの福利厚生や地方自治体向けの支援サービスを提供しています。特に、オンラインでの健康相談や専門家によるセミナーを通じて、企業の健康経営を支援することに力を入れています。
戸田氏は特に、心理相談の重要性を強調し、職場における心理的安全性を高めるための施策や、悩みを早期に相談できる環境の提供について言及しました。彼女は
「相談を受けることで従業員は早期に自分の心の状態に気づき、行動変容を促すことができる」と述べました。
福利厚生サービスの重要性
ファミワンの福利厚生サービスは、従業員が心理的な問題や健康について気軽に相談できるというだけでなく、全従業員を対象にセミナーを実施することで、組織文化の醸成にも寄与しています。特に女性の健康問題に対する理解が求められている中で、その役割はますます重要視されています。
2023年の調査によると、女性従業員の約70%が、上司や周囲の理解が必要だと感じています。ファミワンは、このようなニーズに応えるため、企業の要望に応じたカスタマイズ可能なセミナーを提供しており、企業の健康経営に寄与しています。
まとめ
ファミワンの戸田さやかによる「カンブリアナイト33」での講演は、心理学と新たな技術の融合がもたらす可能性を洗い出し、心理的な安全性を確保する重要性を再確認させるものでした。今後の企業や社会の在り方に一石を投じるイベントとなりました。今後もファミワンの取り組みから目が離せません。