トンネル測量技術革新
2016-07-30 09:30:02
CSS技術開発、ハイウェイテクノフェアで革新的トンネル測量技術を発表!
CSS技術開発、ハイウェイテクノフェアで革新的トンネル測量技術を発表
株式会社CSS技術開発は、2016年のハイウェイテクノフェアにおいて、首都大学東京と共同で開発した画期的なトンネル測量技術を発表しました。この技術は、高速道路トンネルの維持管理に革命を起こす可能性を秘めています。
従来技術の課題
従来、トンネルのインフラ点検は、高価な専門機器の導入や、熟練作業員による目視検査、打音検査など、多大な時間と費用を要するものでした。これらの方法は、人的コストや時間的な制約、そして作業の危険性も伴っていました。
革新的MMSシステム
CSS技術開発と首都大学東京が共同開発したシステムは、モバイル・マッピング・システム(MMS)を活用しています。MMS搭載車両をトンネル内を走行させるだけで、トンネル内部の劣化状況を迅速かつ効率的に把握できる画期的なシステムです。
このシステムによって、詳細な検査が必要な箇所を特定し、不要な検査を削減することが可能になります。これにより、大幅なコスト削減と、作業効率の向上に繋がることが期待されています。
今後の展望
CSS技術開発は、今後2年以内に、トンネルの健全度を簡易的に評価できるシステムの開発も予定しています。このシステムが完成すれば、より迅速で正確なトンネルの維持管理が可能となり、インフラの長寿命化に大きく貢献すると考えられます。
ハイウェイテクノフェアでの発表
ハイウェイテクノフェア2016では、首都大学東京のブースにおいて、MMSシステムの測定機器の展示や、共同研究の成果をパネル展示によって紹介されました。多くの来場者から大きな関心を集め、今後の展開に期待が高まっています。
株式会社CSS技術開発について
株式会社CSS技術開発は、東京都多摩市に本社を置く測量サービスを提供する企業です。MMSを用いた測量や、3Dレーザースキャナーによる測量、ソフトウェア開発、測量機器のレンタル・販売など幅広い事業を展開しています。長年の経験と高い技術力を活かし、常に最先端の技術を取り入れ、社会貢献に努めています。
まとめ
CSS技術開発と首都大学東京による共同開発のトンネル測量技術は、日本のインフラ維持管理における大きな進歩と言えるでしょう。この技術が、より安全で安心な社会の実現に貢献することを期待しています。今後、この技術がどのように発展し、社会に実装されていくのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社CSS技術開発
- 住所
- 東京都多摩市乞田1251サークビル3階
- 電話番号
-
042-373-2100