2024年大相撲「雷部屋」九州場所宿舎が福岡市に設置

福岡市に雷部屋宿舎が登場

2024年の大相撲九州場所に備えて、福岡市西区に「雷部屋」の宿舎が新しく設置されることが決定しました。これは、福岡市の企業である株式会社サワライズが運営するフューテックセンターで行われる予定です。このプロジェクトは、福岡市が相撲文化をさらに盛り上げることを目的としており、地域住民との交流の場ともなるでしょう。

株式会社サワライズとは

株式会社サワライズは、福岡市西区姪浜を拠点に、街づくりからものづくり、医療介護、教育、レジャーなど多岐にわたる事業を展開している企業です。設立は1960年で、現在は614名もの従業員を擁し、地域経済にも重要な役割を果たしています。事業内容は不動産開発をはじめ、鉄鋼、医療、介護、飲食業など広範囲にわたります。

雷部屋の歴史と魅力

雷部屋は、これまでに名横綱を数多く輩出してきた歴史ある部屋です。明治、大正時代には特に隆盛を誇り、15代目横綱の初代梅ヶ谷や、20代目横綱の2代目梅ヶ谷を世に送り出しました。2023年に元垣添の雷親方が入間川を継承し、62年ぶりに雷部屋として新たな一歩を踏み出しました。2024年にはウクライナ出身力士である「獅司大」が初入幕するとあって、ファンからも多くの期待が寄せられています。