日本のパラアスリートの感動の記録「WHO I AM パラリンピック」
2024年に開催されるPARIS 2024での活躍を期待されている日本のパラアスリートたちが、WOWOWのオリジナルドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM パラリンピック」に登場します。このシリーズは、パラリンピックの舞台裏を紹介し、メダリストたちの努力や感動を伝える内容となっており、2016年からスタートした歴史あるプロジェクトです。
シリーズ概要
新シーズンは2024年12月7日から四回にわたって放送されることが決定しています。過去に登場した選手の中から、PARIS 2024に出場する全選手を追加取材した特別編集版が放送されます。特に今回のエピソードは、メダルを獲得するための裏側や選手たちの苦悩、成功に至るまでのストーリーを深く掘り下げ、完全版としてお届けします。
ナレーターには、シリーズ初期から活躍している俳優の西島秀俊が続投し、シリーズにさらなる深みを与えます。全作品は無料放送・配信が行われるため、多くの視聴者が利用できるのも魅力のひとつです。
ラインナップ
新シーズンには、以下の四名の選手が登場します。
1.
上地結衣(車いすテニス): 二冠を達成した彼女は、無敗の記録を収めています。多彩な技術と独自の戦術で、世界の頂点に立ちます。
2.
木村敬一(水泳): 自由形とバタフライで二枚の金メダルを獲得した木村選手は、先天性疾患で視力を失ったものの、逆境を乗り越え輝かしい成績を収めています。
3.
伊藤智也(陸上): 陸上400mメダリストの聖地、伊藤選手は元のクラスに復帰し、61歳にして銅メダルを獲得した感動のストーリーを語ります。
4.
小田凱人(車いすテニス): わずか17歳で金メダルを獲得した小田選手は、車いすテニス界の未来を築く次世代の選手として注目を集めています。
メダリストたちの感動の言葉
上地選手は、「新しい挑戦を続けて、自分自身を進化させたい」と語ります。また、仲間の選手たちに対しても高い評価を与えており、木村選手との交流において「ようやく並べた気持ち」を感じていると語りました。木村選手は、自身の忙しい一年を振り返り、「緩やかに穏やかに平和な一年にしたい」と展望を語ります。
伊藤選手は、パリ大会での経験から、「共に戦ったライバルたちと同じゴールをくぐる理想的な一年だった」と心情を吐露し、小田選手は、「あまりにも強すぎる選手になってしまった」と彼自身の成長を振り返ります。
放送・配信情報
ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM パラリンピック」は、2024年12月7日から毎週土曜日の午前11時にWOWOWプライムで放送されます。また、全てのエピソードはWOWOWオンデマンドで無料配信されるため、全ての世代が視聴可能です。
このシリーズを通じて、日本のパラアスリートたちの姿に心を打たれ、彼らの熱意と挑戦に共感することができるでしょう。感動に満ちた彼らの物語をぜひお見逃しなく。