新たな音楽の形を生み出す「Sound Desert」の実証実験開始

音楽NFTの革新：新たな時代の幕開け

「のなめぷろだくしょん」とNTTドコモによる共同プロジェクト「Sound Desert」が、Web3/NFT技術を活用した音楽コンテンツ制作の実証実験を開始しました。このプロジェクトは、クリエイターエコノミーに即した新しいコンテンツ制作の仕組みを模索していきます。

注目のクリエイターが集結

実証実験には、フォロワー数が45万人を超える男性VTuber「鴉紋ゆうく」が参加。彼は異世界転生した堕天使という設定のVTuberですが、特に歌とゲームプレイの内容で大変人気があります。2023年10月時点で、YouTube登録者数は15万人を超えており、TikTokでも49万人のフォロワーを持ち、楽曲「アイドル」のカバー動画はなんと100万回再生を突破しました。彼の活躍ぶりは、今や多くのファンに知られています。

また、鎌木千尋という有名な音楽作家もこのプロジェクトに参加し、数々のアイドルやアニメコンテンツに楽曲を提供してきました。彼は自らのNFTコレクション「SUSHI DotEmotion」も展開しており、音楽NFT分野での経験が豊富です。さらには、イラストレーターの狐火も参加。彼女はデザインの世界で多くのプロジェクトに関わる実力派です。これらのクリエイターが一堂に会することで、音楽とアートの融合が期待されています。

コンテンツ制作の新たな試みに向けて

プロジェクトの一環として、彼らは「オレアラカルト」というオリジナルソングを制作。さらにNFT付き音楽アイテムも販売予定です。これにより、従来の音楽の消費方法とは異なる形でファンに新しい体験を提供しようとしています。また、音楽のNFTプラットフォーム「Sound Desert」を利用し、より多くのファンに理解されやすい形でNFTを提供することを目指しています。

共同体験でさらに拡大する市場

「Sound Desert」の背景には、NTTドコモが運営する新規事業創出プログラム「docomo STARTUP」があります。このプログラムは、クリエイターファーストの仕組みを具現化するための一環として、音楽とNFTの融合を検証しています。このような取り組みは、新たな流通経路を生み出し、クリエイターとファンの協力によるエコシステム構築の可能性も広げます。

興味がある方はぜひ、各参加クリエイターのリンクもチェックしてみてください。彼らの活動を追うことで、音楽NFTの興味深い世界に触れることができるでしょう。現代の音楽シーンにおいて、VTuberやNFTといった新しい要素がどのように融合していくのか、今後も目が離せません。