株式会社SalesDex、新たな営業モデル「Zero-Layer Sales」を発表
2025年7月4日、株式会社SalesDexは次世代型営業モデル「Zero-Layer Sales」の導入を発表しました。同社はこれまで多くのSaaS・BtoB企業に営業支援を行ってきた実績を基に、新たな営業の在り方に挑戦することを決意しました。
Zero-Layer Salesとは
「Zero-Layer Sales」モデルは、従来の営業組織が持つ階層化された仕組みを見直し、営業機能を統合して再編成することを目指しています。この新モデルでは、インサイドセールスやフィールドセールスなど異なる営業機能の壁を取り払い、顧客との接点を最重要視する構造が特徴です。これにより、以下の課題の解消を狙っています。
- - 顧客のニーズ理解と提案の一貫性を向上させる
- - 部署間での情報欠損を防止する
- - KPI中心の評価体系から脱却する
このような改革により、営業組織は「再成長可能な構造」に生まれ変わることが期待されます。
代表のコメント
SalesDexのCEO、藤井翔太氏は次のように述べています。「AIの進化に伴い、営業は再定義の時期を迎えています。過去には効率化の名のもとに営業が分断されてきましたが、その構造では顧客のニーズに応えることが難しくなっています。」
藤井氏は、現在のBtoB営業のシーンで見られる課題を指摘しています。例えば、分業とKPIの重視が営業活動を形骸化させ、顧客の理解が不足する状況です。また、情報の多層化によって判断が遅れ、提案の内容に不一致が生まれています。
SalesDexはそのような問題に立ち向かい、これまで築いてきた支援の知見を活かして「Zero-Layer Sales」を進めていく方針です。顧客との対話や提案力を重視し、営業活動に対する尊敬を取り戻すことを目指しています。
今後の取り組み
今後、SalesDexは以下の取り組みを通じて「Zero-Layer Sales」の普及を進めていく予定です。
- - 導入支援パッケージの展開
- - 国内外の事例を基にしたナレッジの開発と発信
- - 書籍の出版およびセミナーの開催
- - 国内SaaS企業との共同インプリメンテーション
具体的には、2025年9月に「Zero-Layer Sales」のブランドコンセプトページを公開し、11月には導入支援プログラム「Zero-Layer Booster」を正式に提供する予定です。また、2026年初旬にはゼロレイヤーセールスに関する解説書籍も出版する計画になっています。
まとめ
営業の現場における課題はさらに進化しており、新しいアプローチが求められています。SalesDexが提唱する「Zero-Layer Sales」は、営業組織のあり方を根本から見直し、顧客への提案力を高める誠実な営業の未来を創造する一歩となるでしょう。今後の展開に非常に期待が寄せられます。