出社うつの実態
2025-05-08 11:09:25

若手社員300人に聞いた、連休明けの「出社うつ」とその実態

若手社員300人に聞いた、連休明けの「出社うつ」とその実態



株式会社事業家集団が実施した調査によると、20代の若手社員の職場におけるストレスの実態が浮き彫りになりました。調査対象は社会人1年目から3年目の300名で、連休明けに訪れる心の憂鬱について深く掘り下げています。

連休明けの憂鬱、72%が経験


調査によれば、72%の社員が連休明けに仕事を憂鬱に感じた経験があると答えています。さらにこの中の39%が自らを「毎回憂鬱になる」と当てはめており、連休明けの憂鬱感は恒例行事と化しているようです。この結果は、特にゴールデンウィーク明けに多く見られる「5月病」の重要な兆候とも言えるでしょう。

出社したくない理由は?


多くの社員が「会社に行きたくない理由」として挙げたのが「業務へのプレッシャー」(40.7%)です。続いて「仕事にやりがいを感じない」という回答が27%で続き、特に2年目の社員は「苦手な上司がいる」といった答えも浮かび上がってきました。数値的には約10ポイントの差が見られ、2年目の方が上司との関係に苦しんでいる実態が確認されました。

上司とのコミュニケーションが鍵


上司との関係性に不満を感じている社員も多いようで、最も多かった不満は「威圧的で話しかけづらい」(57.5%)ことでした。さらに「指示が曖昧」(52.5%)や「怒りやすい」(41.3%)と続きます。2年目の社員では「威圧的・話しかけづらい」が76.7%に達し、業務内容よりも上司との会話に気を使う必要があるという実態が浮かび上がりました。

負の感情が多様化


このアンケート調査では、日常に潜む負の感情を考察する「アンチ図鑑」にも触れています。多くの若手社員が選んだ「自分の性格に合いそうな言葉」としては、「安全第一(なるべく挑戦したくない)」(29%)や「何か悪いことが起きる予感がする」(19%)といった答えがあり、彼らの心の中には用心や不安が先行している様子が伺えます。

職場の空気を悪くする行動


特に、上司や同僚に対して「いつも機嫌が悪くその場の空気を悪くする」行動(31.3%)や、「教えてもらっていないのに出来ないと怒る」(26%)といった言動が、若手社員に傷を負わせています。このような理不尽な気持ちは、多くの若手社員にとって大きなストレスとなっているようです。

モヤモヤを笑い飛ばす


この調査からは、若手社員が直面している「職場のストレス」が明らかになりました。しかしながら、それぞれの気持ちやストレスをあえてキャラクター化して笑い飛ばすことも一つの解決策かもしれません。事業家集団が展開する「アンチ図鑑」は、こうした「あるある」の負の感情にユーモアを交えて理解を深めることを目的としたプロジェクトです。

アンチ図鑑とは


「アンチ図鑑」は、ネガティブな感情を個性的なキャラクターとして描写するオンライン図鑑です。日常で感じる「アンチ感情」を持つキャラクターたちを通じて、その奥深い心理や背景を知ることができ、他者とのコミュニケーションの新しい視点を見つけられるかもしれません。このような活動を通じて、職場のストレスを軽減しようという試みが続いています。

結論


「出社うつ」や職場のストレスは多くの若手社員が共感し続けるテーマですが、その根源に目を向け、その過程を笑える形で共有することも一つのアプローチです。若手社員の皆さんがこの調査結果に共感したのであれば、ぜひ自分の「アンチキャラクター」を診断し、新たな視点で職場のストレスに向き合いましょう。


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会社情報

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株式会社事業家集団
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