株式会社エナジードが新たなキャリアマネジメントシステム『LOUNGE』を企業向けに発表

新たなキャリアプラットフォーム『LOUNGE』の登場

株式会社エナジードが、企業向けにリリースしたキャリアマネジメントシステム「LOUNGE」は、現代の働き方に革命をもたらす新しい取り組みです。近年、AIやロボットによる仕事の自動化が進み、企業は従業員の力をどう引き出すかを一層重視しています。アメリカでは企業価値の約90％が無形資産で構成される中、企業の成長には人的資本の管理と活用が欠かせません。

背景と課題

日本の経済が低迷する中、企業内のコミュニケーションスタイルは「昭和的」と位置づけられることが多くなり、従業員による企業への批判も高まっています。こうした環境の中で、「企業を成長させる人材」をどう育成するかが重要視されており、エナジードはこの課題を乗り越えるべく新しいシステムを開発しました。

LOUNGEの機能

LOUNGE は、従業員が自ら思考し行動できるような環境を提供します。AIを活用して組織内での情報を蓄積し、個々の力を最大限に引き出すことを目的としています。これにより、各社員が持つ潜在能力を発揮できるようにするのです。さらに、組織としての成長度合いを可視化することで、経営層は人財を資本として捉え直し、適切な経営判断を行うことが可能になります。

目指す未来

エナジードは、教育版LOUNGEを通じて既に多くの中高生にキャリア教育を提供してきましたが、今後は企業組織にこのメソッドを応用し、持続的な成長をサポートする方針です。LOUNGEの導入は、企業における人的資本の可視化のみならず、経営層と従業員間の関係をより強固にし、互いの信頼関係を築く手助けとなります。

活用による効果

1. 建設的姿勢の向上: 従業員が主体的に考え行動することで、企業が求める成果を上げやすくなります。
2. ミドル層マネジメントの強化: リーダー層のスキル向上を促し、組織全体の生産性を高めます。
3. 知識の共有促進: 組織内での情報共有が活発化し、全体の成長につながります。
4. 報告資料の質向上: 経営層向けのデータも充実するため、意思決定がより明確で迅速になります。

代表取締役のメッセージ

エナジードの代表取締役である氏家光謙氏は、「AI時代における人の関わり合い方は重要で、彼らのやる気を引き出す環境の構築が必要だ」と強調します。そして、社員ひとり一人が「自己効力感」を持つことが、企業での成長につながると述べています。LOUNGEは、そんな未来の可能性を広げるばかりか、企業の持続的成長を実現するための基盤となることを目指しています。