『ムニボン』登場!
2022-06-30 10:00:21
フランクリン・テンプルトンの新たな米国地方債ファンド『ムニボン』が登場!
フランクリン・テンプルトンが新たに米国地方債ファンドを設定
フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社は、米国地方債に投資する新しいファンド「ムニボン」を設定しました。このファンドは、為替ヘッジ有り・無しの2種類があり、米国の地方債に特化した投資が可能です。アメリカは、世界経済を支える重要な国であり、地方債はその安定性から過去の危機や利上げ局面でも強いパフォーマンスを発揮してきました。
米国地方債の安定性
米国地方債は、歴史的に見ても比較的安定した投資先として知られています。その理由は、各州や地方自治体の税収に基づく後ろ盾があるためです。特に、フランクリン・テンプルトンは、米国地方債マザーファンドを通じてこれらの資産にアクセスし、信頼性の高い投資対象を利用することができます。
投資方針とリスク管理
このファンドのポートフォリオは、銘柄ごとの信用リスクや相対的な価値の魅力を重視して構築されます。運用にあたっては、S&P、ムーディーズ、フィッチ・レーティングスのいずれかから、BBB-以上の評価を受けた公社債が主な対象となります。このような規定により、比較的リスクの低い資産への投資が行われることが期待されています。
ただし、投資には一定のリスクが伴います。金利変動リスクや信用リスク、為替変動リスクが特に留意すべき点です。金利が上がると債券の価格が下落する可能性があり、投資信託の基準価額に影響を与えます。また、円高が進行すると、海外資産であるために損失が生じるリスクも考慮しなければなりません。
手数料と費用
ファンドに投資する際の手数料も重要なポイントです。「ムニボン」においては、購入時手数料が最大で3.3%(税抜)と設定されています。また、運用管理費用として年率0.9075%(税抜)も発生します。これらの費用は、信託財産から直接支払われ、日々の基準価額に影響を与えるため、投資家は事前に理解しておく必要があります。
結論
フランクリン・テンプルトンの新しい米国地方債ファンド「ムニボン」は、安定した投資先として大いに注目されます。長期的な安定性を求める投資家にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。今後も、フランクリン・テンプルトンはグローバルな運用会社としての強みを活かし、質の高い商品やサービスを提供し続けることが期待されています。投資を考えている方は、ぜひその特性やリスクについて十分に理解した上で、正しい選択を行ってください。
会社情報
- 会社名
-
フランクリン・テンプルトン・ジャパン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内新丸の内ビルディング36階
- 電話番号
-
03-5219-5700