複合災害を見据えた新たな訓練支援サービスが開始
株式会社ニュートン・コンサルティングが、2026年8月12日より「複合災害(マルチハザード)訓練支援サービス」をスタートする。このサービスは、地震や水害などの複数の災害が連鎖して発生するリスクが高まっている中、企業が直面する実際の危機をリアルにシミュレーションし、対応力を高めることを目的としている。
サービススタートの背景
近年、日本では自然災害が頻発かつ激甚化している。特に、2021年の東日本大震災や能登半島地震では、地震とその後に発生する水害など、複合的な災害が起き、これが企業や社会に与える影響が大きな問題となった。政府が推進する「国土強靱化基本計画」や行政の被害想定も、こうした複合災害に対応するための具体的な計画と実施が求められている。
ところが、従来のBCP(事業継続計画)の訓練は、主に個別の災害を対象にしたものであり、複雑な状況下での決断や連携の実践的な検証が不足しているケースが多い。そこで、ニュートン・コンサルティングは、実際の過酷な環境や複合災害への対応力を高めるために、独自の訓練支援サービスを開発した。
本サービスの特徴
この複合災害訓練支援サービスには、以下のような特徴がある。
1. シナリオ設計の実行
お客様の事業環境やリスク評価結果を元に、複数の災害が同時に発生するシナリオを具現化する。焦点を絞った納得感のあるシナリオを提供することで、関係者に理解されやすい形でトレーニングを行う。
2. 検証仮説の構築
複合災害においては、多くの検証ポイントが存在するため、主に何を確認すべきかを明確化することが重要である。これに基づき、経営判断や部門間の協力など、特有の検証論点を構造化する。
3. 訓練形式の多様化
検証仮説をもとに、机上演習からリアルなシミュレーションまで多様な手法を組み合わせ、複合災害特有の状況変化を再現する訓練を設計する。これにより、参加者に実践的な経験を提供し、気づきを促進する。
4. 幅広い参加者の巻き込み
複合災害に対しては、組織内外の様々な関係者が関与しないと効果が薄くなってしまうため、訓練を実施する前から適切な関係者を巻き込む企画が求められる。これにより、危機意識が向上し、組織全体での対応力が高まる。
支援の流れ
このサービスは、顧客のニーズに応じて支援範囲をカスタマイズし、最適な訓練を提供する。訓練の設計から実施、評価、改善提案までを一貫して支援するため、BCPの具体的な改善にも繋がる。
サービス対象
この訓練支援サービスは、複合災害への対策を強化したい企業を対象としており、期間は3ヶ月以上、価格については応相談となる。
より詳しいお問い合わせは、
ニュートン・コンサルティング公式サイト をご確認いただきたい。
企業情報
ニュートン・コンサルティング株式会社は、2006年に設立され、東京都千代田区に本社を構えている。リスクマネジメントに関する専門的なコンサルティングを提供しており、これまでに約2,300社の支援を行っている実績を持つ。