大磯プリンスホテルで新たなサウナ体験を実現する気流デバイスが導入

大磯プリンスホテルでの新しいサウナ体験

最近、サウナの人気が高まっており、その醍醐味とも言える「ととのう」体験が注目されています。この度、大磯プリンスホテルにおいて、パナソニックの革新的な技術を活用した気流デバイスが導入され、屋内でも快適なサウナ体験が実現されることになりました。

新しいサウナの楽しみ方

サウナ浴は、サウナ、水風呂、外気浴を組み合わせることで得られる心地よい感覚を楽しむものです。しかし、日本の四季では夏は蒸し暑く、冬は寒いため、外気浴の快適な環境を得るのは容易ではありません。この課題を解決すべく、大磯プリンスホテルが推進する実証試験が始まります。

この実証試験では、温泉・スパ施設「THERMAL SPA S.WAVE」の開放的な休憩スペースに設置された気流デバイスによって、自然の風を模した快適な環境を屋内で再現します。具体的には、窓ガラスに設置された気流デバイスが、左右から送風された風を中央で衝突させることで、まるで窓から流れ込む風を再現。さらに、風の強さや弱さを調整することで、自然の風の動きを模倣し、訪れる人々に「ととのう風」を提供します。

音の癒し効果もプラス

また、この気流デバイスには、高音域や繊細な音を再現できるハイレゾサウンドスピーカーが内蔵されています。全身を包み込むようなサウンド環境は、瞑想や心身のバランスを整えるのに最適な空間を提供します。ゆらぎのある音環境によって、心と体がリラックスできることでしょう。

実証試験の目的

この実証試験の目的は、以下の三つに大別されます。
1. 気流デバイスとハイレゾサウンドによる「ととのう」体験の向上
2. 季節ごとの最適な「ととのう風」のあり方の研究
3. 気流デバイスのユーザビリティの検証

パナソニックと大磯プリンスホテルは、この試験を通じて、サウナ文化の発展に寄与し、人々のウェルビーイングに貢献することを目指しています。

THERMAL SPA S.WAVEについて

この温泉・スパ施設は「日常から解放されたゆらぎの旅」をテーマにしています。3階には大磯温泉を使用した温泉フロアがあり、4階にはインフィニティプールを含むスパフロアがあります。岩盤浴や多様なサウナも充実しており、心身ともにリフレッシュできる空間が広がっています。さらに、スパ棟1階に位置する「S.DINING」では、コース料理を楽しむことができ、湘南の風を感じながら至福のひとときを提供します。