デンマークでのWorld Methanol Conference 2024における最新技術の発表

World Methanol Conference 2024に登壇

2024年10月22日から24日の間、デンマークのコペンハーゲンで「World Methanol Conference (WMC) 2024」が開催されます。このイベントでは、「The Two Worlds of Methanol」をテーマに最新のメタノール技術やその動向が議論されます。

当社からは、次世代技術開拓部の廣瀬聡氏と佐々木啓吾氏が登壇し、特に再生可能エネルギーの変動に対応したグリーンメタノールの効率的な生産システムについて説明する予定です。

カーボンニュートラルの進展と低カーボンメタノールの重要性

近年、カーボンニュートラルに向けた動きが加速しています。その中で、低カーボンメタノールの生産は重要なテーマの一つとなっており、多くの企業や研究機関が取り組んでいます。当社はその中でも独自の技術を持ち、環境負荷の少ないメタノール製造の実現を目指しています。

具体的には、再生可能エネルギーの変動を踏まえた「MethaMaster™」という独自のツールを用いて、効率的なグリーンメタノール生産システムの構築を進めています。このシステムは、エネルギー供給の不安定さを克服し、高い生産効率を実現することが可能です。

講演内容と詳細

本講演では、次の内容に焦点を当てます。
1. g-Methanol®プロセス: 再生可能エネルギーによる変動下での効率的なグリーンメタノール製造方法について
2. デジタルソリューションの導入: TOYOのデジタル技術を駆使したグリーンメタノールプラントの運営

講演は、10月24日の午後1時55分より行われます。