電通プロモーションが「URIMADE」を拡充
株式会社電通プロモーションは、広告による集客から店頭での購買、さらには購入データを用いた効果検証までを支援するメディアパッケージ「URIMADE(ウリマデ)」をリニューアルしました。これにより、テレビ広告やデジタル広告に加えて、新聞広告と新聞折込広告を新たに導入。商品や地域、対象者に応じた施策の設計を支援します。
URIMADEの背景と目的
e-commerceの進化により、広告の役割が変わりつつある近年、特に実店舗での購買促進に向けたニーズが高まっています。特に、シニア層や主婦層へのマーケティングが重要視される中、地域特性に応じたアプローチが求められています。新聞広告や新聞折込広告は、特にシニア層に対する情報伝達手段として有効性が高いとされています。
一方で、広告施策と店頭施策の連携不足が顕在化しているため、各施策が実際の購買にどのように影響しているかを把握しにくいという課題が浮上しています。このため、URIMADEは広告接触から購買までの全体を統合的に設計し、実行することを目指しています。
拡充内容の具体的な特徴
広域施策と店舗商圏施策の統合
URIMADEの拡充により、テレビ広告やデジタル広告による広域な認知度向上に加え、新聞広告や新聞折込広告を通じて店舗ごとの詳細な情報提供が可能になります。リテールメディアや店頭販促施策と連携することで、認知から来店、そして購買に至るまでの効果的な導線を設計します。
紙媒体と店頭施策の連携
紙媒体を起点に、リテールメディアやクーポン、店頭販促施策と相互に連動させることで、広告への接触から実際の来店、購入までをスムーズに繋げる仕組みを構築します。これにより、消費者に対する情報提供がより効果的に行われます。
購買データを元にした効果検証
URIMADEでは、ID-POSデータやPOSデータを駆使して、広告や販促施策が購買に与えた影響を詳細に分析します。これにより、認知施策から店頭施策までを通じて検証し、次回施策の最適化を支援します。
成果と期待される効果
すでに中部エリアの大手ドラッグストアチェーンでは、URIMADEを使った施策を展開し、ヘアケア商品が前期比で約2割の売上増を達成しました。この施策により、他ブランドからの切り替えによる新規購入者数も前年同期比で約3割増加し、URIMADEの効果が実証されました。
今後、電通プロモーションは生活者の購買行動や流通・小売環境の変化に合わせ、URIMADEの機能をさらに充実させていく計画です。多様なメディアと円滑な店頭接点を提供し、広告主企業や流通・小売企業の成長に寄与することを目指しています。
URIMADEは、電通グループが提唱する次世代マーケティングモデル「Marketing For Growth」の4つのプロセス全てを包含するサービスであり、今後もその活用が期待されています。